先月にヤフー陣営が運営するTAOTAOと東証一部企業が出資するディーカレットの2大取引所が口座開設を開始しました。今回はこの2つについて書いていきたいと思います☺

[TAOTAO]
株主は60%が株式会社シーエムディーラボ、40%がZコーポレーション株式会社です。Zコーポレーションは株式会社Yahoo!の100%完全子会社です。子会社ということはZコーポレーションの利益からヤフーへ配当が支払われるはずなのでヤフーはTAOTAOの利益を最大化することを目的に活動するはずです。つまりヤフーが持っているパイプやノウハウを生かしてネット広告を打ってくるはずです。。また、年末に開始されたPayPayとも無関係とは思えません。大企業の戦略としてシナジー効果を狙うことは王道になってきているのでどこかのタイミングでバーコード決済に暗号資産が使用されることも。これは自分の妄想ですが☺
TAOTAOに話を戻しまして

取り扱い通貨ですが
●取り扱い通貨(現物)
ビットコイン、イーサリアム
●取り扱い通貨(FX)
ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ
現物トレーダーの自分としてはFXの銘柄を現物でも扱って欲しかったです。

TAOTAO 手数料

次に手数料です。TAOTAO最大の魅力なんですが、現金と暗号資産の入出金が無料です。日本円での出金手数料が無料なのはかなり大きいですね。ここまで無料だとどこで利益を出すのか疑問です。PayPayと連携しなければメリットが小さい気がしますねぇ。PayPayに加盟すると加盟店は3年間は無料ですが2021年10月以降は手数料が取られる可能性があるようです。無料期間中に一気に浸透させてくる気がします。

[ディーカレット]
D 出資企業

出資企業はこちら。電通がいますね。TAOTAOのヤフーもですが広告に強い企業がバックにいるのは戦略でしょうか。
●取り扱い通貨(現物)
ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ
イーサリアムは夏に予定している模様です。FXと決済サービスも予定しているとのことでしたのでTAOTAOと被りそうです。

D 手数料

D 手数料 (2)

次にこちらが手数料です。TAOTAOと比べると見劣りしますが、仮想通貨の出金手数料はかなり安価に抑えられております。日本円での銀行への出金手数料は普通ですね。

ディーカレットはYouTubeに動画を投稿しているのですがこちらを見るとワクワクします。こちらからすべての資産や通貨がデジタルになり流通するとでも言いたいかのようです。


[まとめ]
ここらへんでTAOTAOとの見通しや戦略の違いが表れてます。ディーカレットは暗号資産としての使用をメインに考えていて、TAOTAOは日本円との併用を考えてますね。確かに、決済で使用するならばそこまで出金することはなさそうですし、PayPayを念頭に入れているからでしょうか。また、手数料は既存の取引所よりは明らかに安いです。もちろん自分はどちらの取引所も登録しました。2019年はいよいよ暗号資産が決済として流通するようですね。資産が決済で使われたら通貨な気もします。そもそも、通貨と資産って何が違うんだろ。長くなるんで今日はここで終わります。