こんにちはさんとうきんです。今回は格差拡大、年収400万円と年収500万円では資産で9倍の格差があるについてやっていきたいと思います。年収400万円と年収500万円だと1.25倍の差ですが、20年後の資産では411万円と3699万円で9倍の格差になることを解説していきます。

詳細はYouTubeで話しているので良かったらご覧ください。


主に3つ順を追って解説します。一つ目生活費、二つ目年収400万円と500万円の手取り、最後に手取りから生活費を引いた貯金で解説していきます。

・生活費
まず生活費ですが、年収400万円の家計簿というサイトありましたので、生活費を参考にしました。夫婦+子供一人で毎月24万円の出費のようです。内訳は家賃:8万 食費、日用品5万 光熱費1.5万 子供1万、旦那4万、保険:2.5万 奨学金1万 通信費1万 その他でざっくり毎月24万円は必要みたいです。

0155我が家では生活費が30万円とお伝えしていますが、自動車のローン代が多いだけで生活水準が同じくらいでした。また、旅行代金や入学金の積み立て、家の修復積み立てなどの費用がない分、少し我が家の方が多いみたいです。

0224生活費としてはこれ以上は削れないと思っていましたが、食費と日用品入れて5万円みたいなので自炊でかなり工夫されているんだと思います。うちのママも家計簿は付けてるみたいですがどんぶり勘定なので、住み初めのころは足りなくなることも多かったです。


・手取り
続いて手取りですが、今回想定している手取りは年収400万円だと25万円、年収500万円だと33万円になります。

日本人の平均が年収400万円なので多くの方が毎月25万円以内で生活していると思われます。そうなると25万円で生活できる物価水準になってくるので日本の物価が安いのも、年収が上がらないのもお互いに関係していそうです。

通常は経済成長していれば給料が上がり25万円だったのが26万円になったりして生活費が増えていきますが、成長していないので増えていくきっかけがない状態です。

・貯金
最後に貯金ですが、手取りから生活費を引いて貯金額を出していきます。年収400万円だと1万円で年間12万円、年収500万円だと9万円で年間108万円になります。給料だと1.25倍の差ですが手残り、毎月の貯金額では9倍の差になってしまいます。

前回は独身でシミュレーションしましたが、今回は家族持ちで、家族持ちの方が生活費が大きいので格差が大きくなりがちというのが分かってきました。

さらにこれをインデックス投資に回すとどうなるでしょうか。インデックス投資では利回り5%で20年後をシミュレーションしました。

0520まずは年収400万円の方。411万円の資産ができていますが、前回シミュレーションした年収400万円の独身だと2055万円の資産でしたが家族持ちだと厳しい結果になりました。411万円の資産も毎月1万円を必ず貯金した結果なので、突発的な支出があると全く資産形成できません。

収入が低いと子供をあきらめるというのはある程度あるのではないかと思わざる負えない結果になっております。

0623続いて年収500万円はこちら。なんと3699万円です・・。今までいろいろな年収で格差を確認してきましたが、家族持ちで年収400万円と年収500万円では最も格差を感じやすい年収なのかもしれません。

実際は年収500万円でも高校、大学などとなると生活費が24万円で済むはずもないので実際はもっと資産は少ないと思われます。

0701しかし、子供が大学までいくと1000万円は必要なのでギリギリ通わせることができるラインというのがここのゾーンではないかと思います。年収400万円になるとあきらめるか、二種奨学金をパンパンに借りる必要があるので、卒業後も高級車以上のローンを背負うことになります。


まとめ
今回の内容をまとめると年収400万円と500万円では1.25倍の差だが資産は20年後に9倍になること、無利子奨学金で大学に行けるギリギリの年収が年収500万円というのが分かっていただけたと思います。

共働きで少しでも世帯年収を上げることで9倍の差を縮めることができると思いますので、夫婦がどうやって協力していくのか我が家でも考えていきたいと思います。

詳細はYouTubeで話しているので良かったらご覧ください。