こんにちはさんとうきんです。今回は風力発電は二酸化炭素を出すのかについてをやっていきたいと思います。自分は電験二種を保有しており省エネにも携わった経験を元にやっていきたいと思います。
詳細はYouTubeで話しているので良かったらご覧ください。
バイオマス、蓄電池、太陽光でも二酸化炭素が出るのか調べていましたが、今回は洋上風力をやっていきます。結論から言うと風力発電も二酸化炭素は非常に少なかったです。風や収益性も含めてまとめてみました。
動画詳細欄に投資サブチャンネルありますので良かったらご覧ください。
・風力発電は二酸化炭素が少ない
まずは風力発電は二酸化炭素が少ないですが、こちらは九州電力にある発電ごとの二酸化炭素排出量です。風力発電は二酸化炭素排出量はかなり減っているのが確認できます。LNGコンバインドと比較しても1/10以下になっているので化石燃料を燃やす発電方法の効率がいくら向上しても二酸化炭素排出量という部分では限界がありそうです。10年以上前は太陽光は製造時に大量に二酸化炭素を出していたのでイマイチでしたが太陽光もかなり少なくなってきているようです。詳細は太陽光発電は二酸化炭素を出すのかをご覧ください。
なので今後は再エネは製造時に大量に二酸化炭素を出すことではなく、負荷変動とどこで折り合いが付けれるかという時代に入りつつあります。
ここだけ見ると風力発電も一気に増やしたいですがヨーロッパと比較するとなかなか不利な環境なことや収益性についてやっていきたいと思います。
・風力発電の風況
こちらはヨーロッパ、台湾、日本の月間平均風速の図になります。表には風速がありますが、日本と台湾はヨーロッパと比較するとかなり不利なのが分かってもらえると思います。
特に夏では平均で5m/sなので日によっては全く発電できない日があるようで太陽光と同じく変動が大きいので予備を多く設置しておかないといけないのでその分のコストはかかるかもしれません。
そして最近の脱炭素をヨーロッパが強く進める理由として洋上風力でアジアに大きく勝る風がありかなりの確率で勝てると踏んでいるからだと思われます。太陽光よりも風力の方が設備利用率が大きく同じ出力でも発電電力量が大きくコスト的に有利だと踏んでいるのかもしれません。
こういった背景からも日本は今まで通りの方法に戻すべきという意見が多いですが、それはそれで彼らのシナリオ通りで不利になりそうです。序盤に見たようにいくら頑張っても二酸化炭素排出量が多いので日米貿易摩擦の時のように輸出自主規制や関税がかけられ再エネの導入コストよりもそちらの損失の方が大きい気がするので今まで通りに戻すというのは危険かもしれません。
・三菱商事の風力発電は・・
続いて三菱商事の風力発電はということでこちらは日本に立地した際の採算性の資料ですがなんと19円だと回収するのに18年もかかるようです。どういう設定なのかまでなかったですが、おそらく日本に建設するには19円以下では厳しいのではないかと思ってしまいます。
今回洋上風力で三菱商事連合が落札した金額は秋田で11円という破格の金額でした。赤字を出してまではやらないにしても利益はかなり少ない気がするので、建設する際は想定外の追加工事などが出ると工事費を支払わない業者が出るなどトラブルが多そうな気がしてしまいます。
日本企業は洋上風力のノウハウはないのでそこらへんからも工期の遅れなどが出始めると採算性という部分で危険な香りがするプロジェクトです。三菱商事という看板があるので安心していますが他社が数割高い金額をどうやって下げたのか、記事では大量発注ということでしたが、売電金額10%程度ならわかりますが数割は下がりすぎな気がしてしまいます
詳細はYouTubeで話しているので良かったらご覧ください。
・まとめ
いかがでしたでしょうか。風力発電は太陽光と違い日本で実績が少なく経済産業省の実証事業では採算が取れないせいかわざわざ作ったものを廃止していたので少し不安がありますが、太陽光のみだと厳しいのである程度の規模は必要かもしれません。
これからも株仮想通貨、お金に関して動画作っていきますので良かったらチャンネル登録お願いします。
それでは最後までご視聴いただきありがとうございました。失礼します。
詳細はYouTubeで話しているので良かったらご覧ください。
バイオマス、蓄電池、太陽光でも二酸化炭素が出るのか調べていましたが、今回は洋上風力をやっていきます。結論から言うと風力発電も二酸化炭素は非常に少なかったです。風や収益性も含めてまとめてみました。
動画詳細欄に投資サブチャンネルありますので良かったらご覧ください。
・風力発電は二酸化炭素が少ない
まずは風力発電は二酸化炭素が少ないですが、こちらは九州電力にある発電ごとの二酸化炭素排出量です。風力発電は二酸化炭素排出量はかなり減っているのが確認できます。LNGコンバインドと比較しても1/10以下になっているので化石燃料を燃やす発電方法の効率がいくら向上しても二酸化炭素排出量という部分では限界がありそうです。10年以上前は太陽光は製造時に大量に二酸化炭素を出していたのでイマイチでしたが太陽光もかなり少なくなってきているようです。詳細は太陽光発電は二酸化炭素を出すのかをご覧ください。
なので今後は再エネは製造時に大量に二酸化炭素を出すことではなく、負荷変動とどこで折り合いが付けれるかという時代に入りつつあります。
ここだけ見ると風力発電も一気に増やしたいですがヨーロッパと比較するとなかなか不利な環境なことや収益性についてやっていきたいと思います。
・風力発電の風況
こちらはヨーロッパ、台湾、日本の月間平均風速の図になります。表には風速がありますが、日本と台湾はヨーロッパと比較するとかなり不利なのが分かってもらえると思います。
特に夏では平均で5m/sなので日によっては全く発電できない日があるようで太陽光と同じく変動が大きいので予備を多く設置しておかないといけないのでその分のコストはかかるかもしれません。
そして最近の脱炭素をヨーロッパが強く進める理由として洋上風力でアジアに大きく勝る風がありかなりの確率で勝てると踏んでいるからだと思われます。太陽光よりも風力の方が設備利用率が大きく同じ出力でも発電電力量が大きくコスト的に有利だと踏んでいるのかもしれません。
こういった背景からも日本は今まで通りの方法に戻すべきという意見が多いですが、それはそれで彼らのシナリオ通りで不利になりそうです。序盤に見たようにいくら頑張っても二酸化炭素排出量が多いので日米貿易摩擦の時のように輸出自主規制や関税がかけられ再エネの導入コストよりもそちらの損失の方が大きい気がするので今まで通りに戻すというのは危険かもしれません。
・三菱商事の風力発電は・・
続いて三菱商事の風力発電はということでこちらは日本に立地した際の採算性の資料ですがなんと19円だと回収するのに18年もかかるようです。どういう設定なのかまでなかったですが、おそらく日本に建設するには19円以下では厳しいのではないかと思ってしまいます。
今回洋上風力で三菱商事連合が落札した金額は秋田で11円という破格の金額でした。赤字を出してまではやらないにしても利益はかなり少ない気がするので、建設する際は想定外の追加工事などが出ると工事費を支払わない業者が出るなどトラブルが多そうな気がしてしまいます。
日本企業は洋上風力のノウハウはないのでそこらへんからも工期の遅れなどが出始めると採算性という部分で危険な香りがするプロジェクトです。三菱商事という看板があるので安心していますが他社が数割高い金額をどうやって下げたのか、記事では大量発注ということでしたが、売電金額10%程度ならわかりますが数割は下がりすぎな気がしてしまいます
詳細はYouTubeで話しているので良かったらご覧ください。
・まとめ
いかがでしたでしょうか。風力発電は太陽光と違い日本で実績が少なく経済産業省の実証事業では採算が取れないせいかわざわざ作ったものを廃止していたので少し不安がありますが、太陽光のみだと厳しいのである程度の規模は必要かもしれません。
これからも株仮想通貨、お金に関して動画作っていきますので良かったらチャンネル登録お願いします。
それでは最後までご視聴いただきありがとうございました。失礼します。