●こんにちはさんとうきんです。今回は造船銘柄7選についてやっていきたいと思います。
動画詳細欄に好きな銘柄に飛べるようにしてあるのでご利用ください。川崎汽船の資料には中東関係の地政学リスクの説明などもあり参考になったので冒頭でそちらお取り上げていきます。
自分は運用資産資産6100万円のアラサー個人投資家でビットコインと株に投資しています。今後このチャンネルは法人化して株の期待値上げるために展示会レポートなども提供していきますので良かったらチャンネル登録お願いします。
・【船銘柄の地政学リスク】
●船銘柄の地政学リスクですが、こちらは川崎汽船からの引用で、中東情勢悪化によりスエズ運河では喜望峰へ迂回せざるを得なくなり、航行日数が増加や保険料増加が発生しているようです。またパナマ運河渇水による通行隻数制限では、一部が喜望峰へ迂回しているようです。これにより船舶が足りなくなってきているようで、こうなると以前のように運賃が高騰し船銘柄が暴騰する可能性があると感じている個人投資家もいるかもしれません。
・【9362 兵機海運】
●続いて証券コード9362兵機海運ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。1990年のバブルで10000円を付けたあと暴落し横ばいが続いています。日経は高値更新しそうですがまだまだ戻っていない株も多そうです。
●基本情報です。4/10現在 株価2399円 時価総額29億円 売買代金24万円PER7.10倍 PBR 0.61倍 利回り4.67% ROE11.9%でPER、PBR割安ですし利回り4.67%は高配当ETFでも3%なのでかなり高配当銘柄になっています。
●業務内容は主に貨物輸送を手掛ける企業です。兵機海運は、一般的なドライバルク貨物(鉄鉱石、石炭、穀物など)の輸送から、特殊な貨物の輸送まで、幅広いニーズに対応しています。また、海上輸送だけでなく、港湾運送、倉庫業務、物流関連のコンサルティングサービスなど、物流の総合的なソリューションを提供していることも特徴です。海上輸送事業:主にドライバルク貨物の国際海上輸送を行っており、世界各国の港を結ぶ輸送サービスを提供しています。港湾運送事業:貨物の積み降ろしや、港での一時保管など、港湾に関連する各種サービスを提供しています。倉庫事業:国内外の物流拠点における倉庫を運営し、貨物の保管や管理、配送サービスを提供しています。物流コンサルティング事業:顧客の物流戦略の立案支援や、物流システムの最適化提案など、物流に関する幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比-21.4%減113億4500万円、営業利益前年同期比-30.4%減の5億1100万円で大きく減収減益なのが気になります。
●セグメント別ですが海運事業の内航は営業利益35.8%増加で儲かっているようです。内航とは国内で運送する事業です。外航では売上、利益大きく減少しこの影響が決算に出ていそうです。港運は前年度高騰していたコンテナの海上運賃が半減した影響もあり減収減益、倉庫は営業利益が半減しており全体的に厳しい状況になっています。
・【7014 名村造船所】
●続いて証券コード7014名村造船所ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。1990年、リーマンショック以来の大暴投です。以前と少し違うのは出来高が急増しておりこれが本当に正しければもう少し続きそうと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/10現在 株価2004円 時価総額1389億円 売買代金128億円PER10.68倍 PBR 2.06倍 利回り0.5% ROE25.9%でこちらはROEが高くPBRも評価されており売買代金も大きいです。
●業務内容は船舶の設計、建造、修理を主要な事業としています。具体的には、商船や特殊船舶の建造を行っており、その範囲はコンテナ船、タンカー、バルクキャリア、LNG(液化天然ガス)船、フェリー、および各種専用船等に及びます。また、これらの船舶に対するアフターサービスや修理も手掛けており、長年にわたり蓄積された技術力とノウハウを活かした高品質なサービスを提供しています。
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比4.3%増の969億5500万円、営業利益前年同期比19.4%増の116億8700万円で営業利益率10%越で造船は結構儲かるようです。営業利益の進捗も悪くなさそうです。
●セグメント別ですが新造船、修繕船は増加しており新造船は営業利益率かなり高いです。鉄構、機械が赤字になっており昨年も黒字ではありますが利益率は低いですし、橋桁落下事故があり損失が出ているようです。
・【9101日本郵船】
●続いて証券コード9101日本郵船ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。出来高急増していましたが少しずつ減ってきています。株価は過去最高値を更新しており今から買うのも少し怖いと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/10現在 株価4096円 時価総額2兆896億円 売買代金82億円 PER10.15倍 PBR 0.77倍 利回り3.17% ROE48.3%でROE非常に高いですがそれでもPBR1倍割れです。純利益が昨年一時的に高かった影響でROEが上がっていますが一時的な上昇だとPBRを上げる効果はあまり無いと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業務内容はコンテナ輸送、自動車輸送、エネルギー輸送(原油、LNG(液化天然ガス)、LPG(液化石油ガス)など)、ドライバルク輸送(石炭、鉄鉱石、穀物など)、重量貨物輸送などのサービスを提供しています。さらに、海上輸送以外にも、物流サービス(倉庫運営、陸送、通関業務など)、ターミナル運営、造船、船舶リース、クルーズ事業など、幅広い分野での事業を行っており、グローバルな物流ネットワークを支えています。
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比12.7%減の1兆7892億1700万円、営業利益前年同期比-42.2%減の1442億7100万円で営業利益が大きく減少していてインフレバブルが終わったと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●セグメント別ですが定期船事業の経常利益の減少がめちゃくちゃ大きいです。航空運送や物流事業も大きく減少しており元に戻るのは難しいと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●いろいろ資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応ですが、難しいこと書いていますがROEを向上させたいということは分かります。
●株主還元ですが自社株買い、配当性向を30%にして配当を100円以上にするということで海運は変動激しいので維持できるか観察している個人投資家もいるかもしれません。
・【9104商船三井】
●続いて証券コード9104商船三井ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。3回目の大相場の最中でここからエントリーするのは少し怖いと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/10現在 株価4563円 時価総額1兆6532億円 売買代金139億円 PER7.03倍 PBR 0.73倍 利回り4.38% ROE 49.8%で船銘柄は株価暴騰しているので割高な印象ありますがPER,PBRは高くなさそうです。景気変動や地政学リスクの影響大きいので割り引かれて評価されていると感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業務内容は海運業を主軸に事業を展開している企業で、世界最大級の保有船を持っています。鉄鉱石、タンカー、LNG船、不定期便の分野で強みを持っていることが特徴で製造業完成品や原料を運搬するので景気には敏感な業種です。
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比-3.1%減の1兆2186億6400万円、営業利益前年同期比-16.7%減の801億2600万円で営業利益大きく減少しているのが気になります。
●セグメント別ですが製品輸送事業は損益がかなり大きく減少していますが、前年が儲かりすぎたというのが正しそうです。物流が正常になり業績が安定するのか気になります。
●中期経営計画ですが当期純利益は2035年にかけて上がっていく計画ですが2022年度にはまだまだ追いつかないようです。ROEは10%程度が目標のようです。
・【7003 三井E&S】
●続いて証券コード7003三井E&Sですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。高値切り下げ、安値切り下げでしたがここにきて出来高が急増して急騰しています。
●基本情報です。4/10現在 株価1834円 時価総額1890億円 売買代金683億円 PER10.07倍 PBR 1.38倍 利回り0.16% ROE19.0%でこちらはPBR1倍超えており利回りも低いと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業務内容は機械システム事業では、ディーゼルエンジンやタービン、搬送機械(物流システム機器、エレベーターなど)の製造・販売を行っています。また、防衛関連機器の提供も事業の一環のようです。
●業績です。2024年3月期第三四半期 、売上高前年同期比24.3%増の2153億6100万円、営業利益134億8100万円で2023年3月期第三四半期は営業利益赤字でしたが今期は黒字になりそれが株価急騰させていると感じている個人投資家もいるかもしれません。
●続いてセグメント別ですが全体的に営業利益率低すぎる感じがしますが営業利益は大きく伸びています。
●船用エンジンの代替燃料対応に向けた設備増強状況ということで、二元燃料エンジンへシフトとあり、これは主に2種類の燃料を使用できるエンジンです。船用エンジンも水素、アンモニア、LNGへ変わっていく過程で日本企業の本当の実力が株価に反映されると感じている個人投資家もいるかもしれません。
・【9107川崎汽船】
●続いて証券コード9107川崎汽船ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。最高値更新しており出来高も急増しています。10年、20年単位で上がってほしいですが過去の傾向を見ると長期ホールドしにくいと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/10現在 株価2034円 時価総額1兆4537億円 売買代金227億円 PER14.06倍 PBR 0.95倍 利回り4.10% ROE 57.9%でこちらも株価急騰していますが配当利回りが4%越で高配当銘柄が好きな個人投資家も買っているかもしれませんが船はリスクが高い気もします。
●業務内容は海運大手3社のうちの一つで、ここに書いてある電力炭船は、主に火力発電用の石炭を輸送するために設計された貨物船のことで石炭火力はしばらくは無くならないので景気の影響は小さそうです。自動車船も運航しているようです。
●業績です。2024年3月期第3四半期、売上高前年同期比-1.8%減7153億5800万円、営業利益前年同期比-13.0%減の701億5300万円で営業利益率10%程度あります。通期では営業利益増益予想で船銘柄は業績傾いている中大手は強そうです。
●セグメント別ですが製品物流が9か月累計だと利益率20%程度ですが3Qは10%程度で傾いてきているのが分かります。昨年は製品物流でほとんど稼いだようでそれ以外は長期契約などなのかもしれません。
●株主還元ですが追加配当や自社株買いで還元総額を増やしていきそうなニュアンス書かれています。しかし地政学リスクや景気の影響が大きいので安定配当銘柄では無いと感じている個人投資家もいるかもしれません。
・【7018内海造船】
●続いて証券コード7018内海造船ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。リーマン以来の暴騰で月足1本でぶち上っています。しかし長続きせずに落ちてきており移動平均にサポートされて高値更新するのか観察している個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/10現在 株価4540円 時価総額102億円 売買代金1億1735万円PER3.85倍 PBR 0.80倍 利回り2.20% ROE 10.4%でPER非常に低いですが来期は利益がそこまで出ないようなので減益予想を反映していると感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業務内容は新造船や改修が中心で造船専業会社と感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比34.2%増の360億2500万円、営業利益前年同期比280.8%増の27億1200万円で前年は営業利益率低く3%もなかったようですが今年は3Q時点では7%以上はありそうです。しかし2024年3月期ではもう少し営業利益率下がりそうなので造船業で利益を出すのは韓国、中国との競争もあり難しいのかもしれません。
●業績予想ですが3月7日に出ており営業利益大きく上方修正されています。和解による訴訟で当期純利益の増加幅が小さくなっているようで利益率が小さいのに訴訟リスクもありなかなか難しいビジネスなのかもしれません。
●・最後に
いかがでしたでしょうか。造船や海運はあまり注目したことなかったですが一相場あったので取り上げてみました。株は買わなくても冒頭で紹介したように地政学リスクの勉強にもなるので幅広く銘柄を監視しておくことで勝率や期待値上げることができるかもしれません。
今回は以上になります。今後このチャンネルは法人化して株の期待値上げるために展示会レポートなども提供していきますので良かったらチャンネル登録お願いします。
それでは最後までご視聴いただきありがとうございました。失礼します。
動画詳細欄に好きな銘柄に飛べるようにしてあるのでご利用ください。川崎汽船の資料には中東関係の地政学リスクの説明などもあり参考になったので冒頭でそちらお取り上げていきます。
自分は運用資産資産6100万円のアラサー個人投資家でビットコインと株に投資しています。今後このチャンネルは法人化して株の期待値上げるために展示会レポートなども提供していきますので良かったらチャンネル登録お願いします。
・【船銘柄の地政学リスク】
●船銘柄の地政学リスクですが、こちらは川崎汽船からの引用で、中東情勢悪化によりスエズ運河では喜望峰へ迂回せざるを得なくなり、航行日数が増加や保険料増加が発生しているようです。またパナマ運河渇水による通行隻数制限では、一部が喜望峰へ迂回しているようです。これにより船舶が足りなくなってきているようで、こうなると以前のように運賃が高騰し船銘柄が暴騰する可能性があると感じている個人投資家もいるかもしれません。
・【9362 兵機海運】
●続いて証券コード9362兵機海運ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。1990年のバブルで10000円を付けたあと暴落し横ばいが続いています。日経は高値更新しそうですがまだまだ戻っていない株も多そうです。
●基本情報です。4/10現在 株価2399円 時価総額29億円 売買代金24万円PER7.10倍 PBR 0.61倍 利回り4.67% ROE11.9%でPER、PBR割安ですし利回り4.67%は高配当ETFでも3%なのでかなり高配当銘柄になっています。
●業務内容は主に貨物輸送を手掛ける企業です。兵機海運は、一般的なドライバルク貨物(鉄鉱石、石炭、穀物など)の輸送から、特殊な貨物の輸送まで、幅広いニーズに対応しています。また、海上輸送だけでなく、港湾運送、倉庫業務、物流関連のコンサルティングサービスなど、物流の総合的なソリューションを提供していることも特徴です。海上輸送事業:主にドライバルク貨物の国際海上輸送を行っており、世界各国の港を結ぶ輸送サービスを提供しています。港湾運送事業:貨物の積み降ろしや、港での一時保管など、港湾に関連する各種サービスを提供しています。倉庫事業:国内外の物流拠点における倉庫を運営し、貨物の保管や管理、配送サービスを提供しています。物流コンサルティング事業:顧客の物流戦略の立案支援や、物流システムの最適化提案など、物流に関する幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比-21.4%減113億4500万円、営業利益前年同期比-30.4%減の5億1100万円で大きく減収減益なのが気になります。
●セグメント別ですが海運事業の内航は営業利益35.8%増加で儲かっているようです。内航とは国内で運送する事業です。外航では売上、利益大きく減少しこの影響が決算に出ていそうです。港運は前年度高騰していたコンテナの海上運賃が半減した影響もあり減収減益、倉庫は営業利益が半減しており全体的に厳しい状況になっています。
・【7014 名村造船所】
●続いて証券コード7014名村造船所ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。1990年、リーマンショック以来の大暴投です。以前と少し違うのは出来高が急増しておりこれが本当に正しければもう少し続きそうと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/10現在 株価2004円 時価総額1389億円 売買代金128億円PER10.68倍 PBR 2.06倍 利回り0.5% ROE25.9%でこちらはROEが高くPBRも評価されており売買代金も大きいです。
●業務内容は船舶の設計、建造、修理を主要な事業としています。具体的には、商船や特殊船舶の建造を行っており、その範囲はコンテナ船、タンカー、バルクキャリア、LNG(液化天然ガス)船、フェリー、および各種専用船等に及びます。また、これらの船舶に対するアフターサービスや修理も手掛けており、長年にわたり蓄積された技術力とノウハウを活かした高品質なサービスを提供しています。
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比4.3%増の969億5500万円、営業利益前年同期比19.4%増の116億8700万円で営業利益率10%越で造船は結構儲かるようです。営業利益の進捗も悪くなさそうです。
●セグメント別ですが新造船、修繕船は増加しており新造船は営業利益率かなり高いです。鉄構、機械が赤字になっており昨年も黒字ではありますが利益率は低いですし、橋桁落下事故があり損失が出ているようです。
・【9101日本郵船】
●続いて証券コード9101日本郵船ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。出来高急増していましたが少しずつ減ってきています。株価は過去最高値を更新しており今から買うのも少し怖いと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/10現在 株価4096円 時価総額2兆896億円 売買代金82億円 PER10.15倍 PBR 0.77倍 利回り3.17% ROE48.3%でROE非常に高いですがそれでもPBR1倍割れです。純利益が昨年一時的に高かった影響でROEが上がっていますが一時的な上昇だとPBRを上げる効果はあまり無いと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業務内容はコンテナ輸送、自動車輸送、エネルギー輸送(原油、LNG(液化天然ガス)、LPG(液化石油ガス)など)、ドライバルク輸送(石炭、鉄鉱石、穀物など)、重量貨物輸送などのサービスを提供しています。さらに、海上輸送以外にも、物流サービス(倉庫運営、陸送、通関業務など)、ターミナル運営、造船、船舶リース、クルーズ事業など、幅広い分野での事業を行っており、グローバルな物流ネットワークを支えています。
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比12.7%減の1兆7892億1700万円、営業利益前年同期比-42.2%減の1442億7100万円で営業利益が大きく減少していてインフレバブルが終わったと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●セグメント別ですが定期船事業の経常利益の減少がめちゃくちゃ大きいです。航空運送や物流事業も大きく減少しており元に戻るのは難しいと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●いろいろ資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応ですが、難しいこと書いていますがROEを向上させたいということは分かります。
●株主還元ですが自社株買い、配当性向を30%にして配当を100円以上にするということで海運は変動激しいので維持できるか観察している個人投資家もいるかもしれません。
・【9104商船三井】
●続いて証券コード9104商船三井ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。3回目の大相場の最中でここからエントリーするのは少し怖いと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/10現在 株価4563円 時価総額1兆6532億円 売買代金139億円 PER7.03倍 PBR 0.73倍 利回り4.38% ROE 49.8%で船銘柄は株価暴騰しているので割高な印象ありますがPER,PBRは高くなさそうです。景気変動や地政学リスクの影響大きいので割り引かれて評価されていると感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業務内容は海運業を主軸に事業を展開している企業で、世界最大級の保有船を持っています。鉄鉱石、タンカー、LNG船、不定期便の分野で強みを持っていることが特徴で製造業完成品や原料を運搬するので景気には敏感な業種です。
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比-3.1%減の1兆2186億6400万円、営業利益前年同期比-16.7%減の801億2600万円で営業利益大きく減少しているのが気になります。
●セグメント別ですが製品輸送事業は損益がかなり大きく減少していますが、前年が儲かりすぎたというのが正しそうです。物流が正常になり業績が安定するのか気になります。
●中期経営計画ですが当期純利益は2035年にかけて上がっていく計画ですが2022年度にはまだまだ追いつかないようです。ROEは10%程度が目標のようです。
・【7003 三井E&S】
●続いて証券コード7003三井E&Sですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。高値切り下げ、安値切り下げでしたがここにきて出来高が急増して急騰しています。
●基本情報です。4/10現在 株価1834円 時価総額1890億円 売買代金683億円 PER10.07倍 PBR 1.38倍 利回り0.16% ROE19.0%でこちらはPBR1倍超えており利回りも低いと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業務内容は機械システム事業では、ディーゼルエンジンやタービン、搬送機械(物流システム機器、エレベーターなど)の製造・販売を行っています。また、防衛関連機器の提供も事業の一環のようです。
●業績です。2024年3月期第三四半期 、売上高前年同期比24.3%増の2153億6100万円、営業利益134億8100万円で2023年3月期第三四半期は営業利益赤字でしたが今期は黒字になりそれが株価急騰させていると感じている個人投資家もいるかもしれません。
●続いてセグメント別ですが全体的に営業利益率低すぎる感じがしますが営業利益は大きく伸びています。
●船用エンジンの代替燃料対応に向けた設備増強状況ということで、二元燃料エンジンへシフトとあり、これは主に2種類の燃料を使用できるエンジンです。船用エンジンも水素、アンモニア、LNGへ変わっていく過程で日本企業の本当の実力が株価に反映されると感じている個人投資家もいるかもしれません。
・【9107川崎汽船】
●続いて証券コード9107川崎汽船ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。最高値更新しており出来高も急増しています。10年、20年単位で上がってほしいですが過去の傾向を見ると長期ホールドしにくいと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/10現在 株価2034円 時価総額1兆4537億円 売買代金227億円 PER14.06倍 PBR 0.95倍 利回り4.10% ROE 57.9%でこちらも株価急騰していますが配当利回りが4%越で高配当銘柄が好きな個人投資家も買っているかもしれませんが船はリスクが高い気もします。
●業務内容は海運大手3社のうちの一つで、ここに書いてある電力炭船は、主に火力発電用の石炭を輸送するために設計された貨物船のことで石炭火力はしばらくは無くならないので景気の影響は小さそうです。自動車船も運航しているようです。
●業績です。2024年3月期第3四半期、売上高前年同期比-1.8%減7153億5800万円、営業利益前年同期比-13.0%減の701億5300万円で営業利益率10%程度あります。通期では営業利益増益予想で船銘柄は業績傾いている中大手は強そうです。
●セグメント別ですが製品物流が9か月累計だと利益率20%程度ですが3Qは10%程度で傾いてきているのが分かります。昨年は製品物流でほとんど稼いだようでそれ以外は長期契約などなのかもしれません。
●株主還元ですが追加配当や自社株買いで還元総額を増やしていきそうなニュアンス書かれています。しかし地政学リスクや景気の影響が大きいので安定配当銘柄では無いと感じている個人投資家もいるかもしれません。
・【7018内海造船】
●続いて証券コード7018内海造船ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。リーマン以来の暴騰で月足1本でぶち上っています。しかし長続きせずに落ちてきており移動平均にサポートされて高値更新するのか観察している個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/10現在 株価4540円 時価総額102億円 売買代金1億1735万円PER3.85倍 PBR 0.80倍 利回り2.20% ROE 10.4%でPER非常に低いですが来期は利益がそこまで出ないようなので減益予想を反映していると感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業務内容は新造船や改修が中心で造船専業会社と感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比34.2%増の360億2500万円、営業利益前年同期比280.8%増の27億1200万円で前年は営業利益率低く3%もなかったようですが今年は3Q時点では7%以上はありそうです。しかし2024年3月期ではもう少し営業利益率下がりそうなので造船業で利益を出すのは韓国、中国との競争もあり難しいのかもしれません。
●業績予想ですが3月7日に出ており営業利益大きく上方修正されています。和解による訴訟で当期純利益の増加幅が小さくなっているようで利益率が小さいのに訴訟リスクもありなかなか難しいビジネスなのかもしれません。
●・最後に
いかがでしたでしょうか。造船や海運はあまり注目したことなかったですが一相場あったので取り上げてみました。株は買わなくても冒頭で紹介したように地政学リスクの勉強にもなるので幅広く銘柄を監視しておくことで勝率や期待値上げることができるかもしれません。
今回は以上になります。今後このチャンネルは法人化して株の期待値上げるために展示会レポートなども提供していきますので良かったらチャンネル登録お願いします。
それでは最後までご視聴いただきありがとうございました。失礼します。