こんにちはさんとうきんです。今回は2024年必見!【半導体水銘柄7選】最新市場動向を徹底解説!ついてやっていきたいと思います。動画詳細欄に目次があり好きな銘柄に飛べるようにしてあるのでご利用ください。
自分は運用資産資産6300万円のアラサー個人投資家でビットコインと株に投資しています。今後このチャンネルは法人化して株の期待値上げるために展示会レポートなども提供していきますので良かったらチャンネル登録お願いします。
・【超純水製造装置とは】
不純物をほとんど含まない純水は、水としての性質がはっきりと現れ、ものを溶かす力が更に強くなります。このような特性を生かし、さまざまなシーンで利用されています。純水とは、「不純物が少なく純度の高い水」のことを指します。主に塩類や有機物などがほとんどすべて除去された状態を指し、不純物を取り除く方法により、脱塩水、RO水(逆浸透膜を通した水)、蒸留水(水蒸気を冷やして液体にした水)などと呼ばれます。実は純水には厳密な定義がありません。一般的には電気抵抗率が0.1~1.5MΩ・cmの水をいい、不純物が少ないほど電気が流れにくくなり電気抵抗率が高くなります。超純水は、「限りなくH2Oに近づけた水」。理論純水(純粋な水)の電気抵抗率は18.24MΩ・cmであり、これに限りなく近づけたものが超純水です。実は超純水にも厳密な定義がありません。みずほ証券のリポートによると「微細化が進むことで、要求水質の超高純度化や、大量使用による超純水製造装置の大型化、超微量分析技術の確立が求められる。これは超純水製造装置メーカーの付加価値向上や1件当たり受注高の増加に寄与する」と指摘している。ということで高性能の半導体が製造されるには不純物の少ない水がさらに必要になるということです。
こちらは野村マイクロサイエンスからの引用ですが超純水は東京ドームを水で満たし醤油を1,2滴たらした程度の不純物が含まれているものということでこうなるとかなりの純度が求められていることが分かります。
超純水装置の概要ですがまずは原水から前処理装置に入りフィルタリングして大きな不純物や粒子、有機物を取り除きます。このプロセスには砂フィルターや活性炭フィルター、イオン交換樹脂が使用されることがあります。前処理の目的は、水の品質を初期改善し、次の段階の装置の負担を軽減することです。続いて一次純粋装置に入り逆浸透膜(RO膜)が一般的に使用されます。逆浸透膜は、非常に小さい孔を持つ膜で、水分子のみを通過させ、溶解固形物や微生物、ウイルスなどの大部分を除去します。このステージで、水は既に非常に高い純度に達しますが、半導体製造などで必要とされる極めて高い純度にはまだ足りません。次に二次純粋装置に入りますがUV光処理、超ろ過(UF)、イオン交換、ガス除去などの技術が用いられます。特に、イオン交換は、残った微量のイオン性不純物を除去し、水の導電率を極限まで下げます。超純水は、この段階で、実質的に全ての不純物が除去され、非常に高いレベルの純度が保証されます。ということで大体概要掴めたかなと思います。後半で紹介している東レや旭化成は装置というよりここで出てきている膜の製造メーカーです。
・【6254 野村マイクロサイエンス】
●続いて証券コード6254野村マイクロサイエンスですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。出来高は伴っていますがバブルチャートにも見えるので手を出しにくいと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/19現在 株価4940円 時価総額2006億円 売買代金240億円PER27.53倍 PBR 7.09倍 利回り0.81% ROE31.4%でPERはそれほどでもないですがPBRは若干過熱感があると感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業務内容は主に半導体や液晶パネルの製造過程で使用される超純水の製造装置を手がける企業です。超純水は、半導体のウェーハや液晶パネルのガラス基板を洗浄する際に必要とされ、これに関連する技術やサービスの提供が主な業務内容となっています 。また、同社は水処理装置事業も行っており、環境保護や資源の再利用などに貢献する技術も開発しています 。栗田工業やオルガノなどの競合他社と比較すると、純水や微量金属除去フィルター、超微量分析技術など、特定の技術領域での深い知識と経験を有しています。これにより、半導体産業や医薬品業界など、特定の産業向けに高品質な製品とサービスを提供しています
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比85.6%増612億9700万円、営業利益前年同期比170.8%増の84億5100万円で営業利益率の伸び方がすごいです。進捗も良いので上方修正を期待している個人投資家もいるかもしれません。
●セグメント別ですがほとんどが水処理装置事業で成り立っており半導体で需要増えると考えられています。
●中期経営計画ですが今期で営業利益が96億円なので2031年には2倍程度になる計画です。
●株主還元ですが配当性向が20%程度で増配が続いていおり期待している個人投資家もいるかもしれません。
・【6368 オルガノ】
●続いて証券コード6368 オルガノですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。こちらも移動平均から大きく離れており個人投資家からの期待大きそうです。
●基本情報です。4/19現在 株価7280円 時価総額 3374億円 売買代金53億円PER19.66倍 PBR 3.55倍 利回り1.13% ROE14.5%でこちらはそこまで過熱感無いと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業務内容は水処理装置の設計、製造、販売を中心に事業を展開しています。具体的には、工業用水、電子産業用純水、医療用純水装置など、さまざまな産業向けに水処理ソリューションを提供しています。また、関連して水処理薬品の製造・販売も行っており、これには冷却水処理薬品やボイラー水処理薬品が含まれます。海外比率は低めの38%です。
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比11.7%増の1062億3600万円、営業利益前年同期比42.8%増の141億9400万円でこちらも営業利益伸びています。こちらは進捗あまりよくないですが季節性あるのかもしれません。
●セグメント別ですが水処理エンジニアリング事業は営業利益でも電子産業で売上が増えたことやコストダウンの取り組みで採算性改善しているということです。機能商品事業では水処理薬品分野で電子産業向けのRO膜処理剤や排水処理剤などの販売が好調に推移したということで半導体の影響少しずつ出てきています。ここで出てきたRO膜処理剤はスケールを防止して目詰まりを防いだりするのを防ぎ膜の寿命を延ばしたり微生物が繁殖して目詰まりで効率が低下するのを防いだりするもので膜も設置して終わりではなくアフターケアでもビジネスチャンスがあるようです。
・【6370栗田工業】
●続いて証券コード6370栗田工業ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。こちらは長い間高値切り上げ、安値切り上げの上昇トレンド続いているようです。
●基本情報です。4/19現在 株価5836円 時価総額6781億円 売買代金49億円 PER23.43倍 PBR 2.08倍 利回り1.44% ROE7.1%でこちらはROE低めなのでPBRもまだ2倍程度にとどまっています。
●業務内容は超純水供給事業や水処理薬品事業に特に力を入れています。この会社は、水関連ビジネスを幅広く手がけており、半導体製造装置や液晶製造装置に必要な超純水の供給など、高度な水処理技術を提供しています。さらに、燃料電池関連技術やバイオガス技術など、環境保全とエネルギー効率の向上を目指す新技術にも注力しています
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比13.9%増の2866億7500万円、営業利益前年同期比10.3%増の305億1800万円でこちらは営業利益の伸び率先ほどの2社と比較するとマイルドです。
●セグメント別ですが電子は売上は増えましたが原価率の悪い物が売れたので営業利益率は落ちているようです。一般水処理は営業利益39.0%増加で大きく伸びておりこちらの会社は半導体以外の影響大きいです。
●地域別売上電子セグメントでは日本が大きく伸びていて国内半導体産業の影響は大きそうです。売り上げ全体でも国内比率半分程度ありそうなので国内で設備投資増えてくると業績に影響大きそうです。
・【3402東レ】
●続いて証券コード3402東レですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。長い間レンジ相場で技術はあるけど利益率が低めの会社です。
●基本情報です。4/19現在 株価714.7円 時価総額1兆1660億円 売買代金63億円 PER19.73倍 PBR 0.69倍 利回り2.52% ROE 5.0%でこちらはPBR1倍を大きく割れており低PBR銘柄有力候補と感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業務内容は繊維製品、樹脂・化学品、複合材料、水処理システムなどの製造と販売があります。特に、先端材料の開発に力を入れており、自動車や航空機産業で使用されるカーボンファイバーや複合材料技術が注目されています。また、医薬品や医療関連材料の研究・開発にも取り組んでおり、環境問題への対応として水処理技術やリサイクル技術の進化にも注力しています。今回取り上げている超純水製造装置の分野では、先進的な膜技術を提供しています。特に、逆浸透(RO)膜、ナノフィルトレーション(NF)、ウルトラフィルトレーション(UF)、およびMBR(メンブレンバイオリアクター)技術を使用した水処理システムを開発・販売しており、これにより高品質な超純水の製造を可能にしているようです。
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比-3.8%減の1兆8294億800万円、営業利益前年同期比-27.7%減の713億6900万円で営業利益率5%程度でまずまずの進捗状況です。
●セグメント別ですがどの分野も利益率10%以下で唯一環境・エンジニアリング事業は10%近い営業利益出ています。ここに水処理事業の膜関係が入っているようで堅調に推移しているとのことです。
●売上収益目標ですがこうしてみると利益率高く見えてしまいますが営業利益率では無いようです。個人的には決算書に変わった指標を使う会社はあまり好きではなく営業利益は上げられないからこうした指標を使うのかなという疑念が残ります。
●2025年の目標こちらで事業利益というのもよく使っているようで営業利益に統一してほしいところです。一応事業利益と営業利益大きな差は無さそうなので2025年に6%目標は営業利益率6%目標と言い換えれると感じている個人投資家もいるかもしれません。
・【3407旭化成】
●続いて証券コード3407旭化成ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。特別損失出していた気がしましたが持ちこたえています。高値も更新しておりここで反発すると戻ってくる個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/19現在 株価1095円 時価総額1兆5263億円 売買代金27億円 PER18.97倍 PBR 0.87倍 利回り3.29% ROE赤字で旭化成はあまり赤字のイメージ無いので一過性だとは思いますが精査する必要ありそうです。
●業務内容は主要な事業分野は、マテリアル、住宅、ヘルスケアの三つです。マテリアル領域では、ファインケミカル、電子材料、自動車部材などの化学製品を製造しています。住宅領域では、住宅建設やリフォームサービスを提供し、ヘルスケア領域では、医薬品や医療機器、バイオプロダクツの開発に注力しています。今回取り上げている超純水製造装置関連では同社のMicroza製品ラインは、超濾過(UF)膜を使用しており、半導体プロセスで使用される超高純度水の最終段階のろ過に利用されています。これにより、水中の微粒子や有機炭素(TOC)、金属イオンなどの不純物を除去し、製品の品質を保証するのに役立っています
●業績です。2024年3月期第三四半期 、売上高前年同期比1.2%増の2兆641億4600万円、営業利益前年同期比-15.1減の984億9900万円でこちらも営業利益率5%程度ですが以前はもう少し高かった気がします。
●セグメント別ですがマテリアルで大きく減収減益です。需要減少や市況悪化の影響ということでいくら膜の需要があるとはいえ全体でみると割合は小さそうです。
●営業利益目標ですが大きく減少し2026年から2027年に2700億円に変更ということです。
●長期展望ですが2030年に営業利益4000億円とありますが2027年に2700億円からだと+50%なので3年でそこまで伸びるのか疑心暗鬼になっている個人投資家もいるかもしれません。
●株主還元ですが2022年は赤字ですが配当を維持しており通常配当性向は30~40%ということでした。また増配も検討しているということですがまずは事業が成長するのか確認したいところです。
・【6055ジャパンマテリアル】
●続いて証券コード6055ジャパンマテリアルですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。美しい右肩上がりの上昇トレンドです。しかしM&Aでもしないとこの成長率は維持できないと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/19現在 株価2217円 時価総額2331億円 売買代金9億8471万円 PER47.43倍 PBR 4.94倍 利回り0.90% ROE 19.6%でこちらは他社と比較して割高に感じますが評価される理由あるかもしれません。
●業務内容は半導体や液晶製造向けの特殊ガス供給装置の開発・製造・販売、トータルファシリティマネジメント(TFM)サービス、トータルガスマネジメント(TGM)サービス、メンテナンスサービス、超純水や薬液の供給設備の設計施工などを行っています。超純水関連では、超純水が供給不足とならないように精製プラントで24時間365日止まることなく精製し続けられています。超純水の精製プラントの運転管理・技術支援・試運転調整・メンテナンス等の総合管理分野で、超純水の供給・排水・回収のトータルサービスを提供しているようです。
●業績です。2024年3月期第3四半期、売上高前年同期比2.0%増の361億5100万円、営業利益前年同期比-40.7%減の54億8500万円で営業利益大きく減少しており成長に陰りが見えてきたのか観察している個人投資家もいるかもしれません。
●セグメント別ですがエレクトロニクス事業は材料価格高騰で営業利益大きく減少したようです。それでも営業利益率は20%近くあるので株価維持しています。その他の事業は伸びていますがエレクトロニクス事業の割合がダントツです。
・【6326クボタ】
●続いて証券コード6326クボタですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。こちらも10年程度上昇トレンド続いており気になっている個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/19現在 株価2390.5円 時価総額2兆8128億円 売買代金72億円PER 12.43倍PBR 1.29倍 利回り2.00% ROE 11.8%で過熱感底までなく配当もそこそこあるので長期投資家は好んで買うかもしれません。
●業務内容は農業機械、エンジン、建設機械を主力製品として製造・販売する企業です。具体的には、トラクターや耕運機、田植え機、コンバインなどの農業機械、さらには各種エンジンや建設機械も提供しています。これらの製品は、国内外で広く使用されており、特に農業機械では世界第3位のメーカーとしての地位を築いています。また超純粋関連ではクボタ環境エンジニアリングに超純水の文字があるので何かしら事業はしていそうですが全体の割合からすると小さそうです。
●業績です。2023年12月期、売上高前年同期比12.8%増の3兆207億1100万円、営業利益前年同期比53.4%増の3288億2900万円で営業利益率10%越ですが2024年12月期はそこまで成長しないようです。
●セグメント別ですがトラクターなどの機会は順調で営業利益率も大きく伸びています。水環境も伸びていますが割合はそこまで大きくなさそうです。
●・最後に
いかがでしたでしょうか。自分も含めてあまり純水について普段から気にしていたり、理解している個人投資家少ないかもしれないので少しでも参考になればと思います。
今回は以上になります。今後このチャンネルは法人化して株の期待値上げるために展示会レポートなども提供していきますので良かったらチャンネル登録お願いします。
それでは最後までご視聴いただきありがとうございました。失礼します。
自分は運用資産資産6300万円のアラサー個人投資家でビットコインと株に投資しています。今後このチャンネルは法人化して株の期待値上げるために展示会レポートなども提供していきますので良かったらチャンネル登録お願いします。
・【超純水製造装置とは】
不純物をほとんど含まない純水は、水としての性質がはっきりと現れ、ものを溶かす力が更に強くなります。このような特性を生かし、さまざまなシーンで利用されています。純水とは、「不純物が少なく純度の高い水」のことを指します。主に塩類や有機物などがほとんどすべて除去された状態を指し、不純物を取り除く方法により、脱塩水、RO水(逆浸透膜を通した水)、蒸留水(水蒸気を冷やして液体にした水)などと呼ばれます。実は純水には厳密な定義がありません。一般的には電気抵抗率が0.1~1.5MΩ・cmの水をいい、不純物が少ないほど電気が流れにくくなり電気抵抗率が高くなります。超純水は、「限りなくH2Oに近づけた水」。理論純水(純粋な水)の電気抵抗率は18.24MΩ・cmであり、これに限りなく近づけたものが超純水です。実は超純水にも厳密な定義がありません。みずほ証券のリポートによると「微細化が進むことで、要求水質の超高純度化や、大量使用による超純水製造装置の大型化、超微量分析技術の確立が求められる。これは超純水製造装置メーカーの付加価値向上や1件当たり受注高の増加に寄与する」と指摘している。ということで高性能の半導体が製造されるには不純物の少ない水がさらに必要になるということです。
こちらは野村マイクロサイエンスからの引用ですが超純水は東京ドームを水で満たし醤油を1,2滴たらした程度の不純物が含まれているものということでこうなるとかなりの純度が求められていることが分かります。
超純水装置の概要ですがまずは原水から前処理装置に入りフィルタリングして大きな不純物や粒子、有機物を取り除きます。このプロセスには砂フィルターや活性炭フィルター、イオン交換樹脂が使用されることがあります。前処理の目的は、水の品質を初期改善し、次の段階の装置の負担を軽減することです。続いて一次純粋装置に入り逆浸透膜(RO膜)が一般的に使用されます。逆浸透膜は、非常に小さい孔を持つ膜で、水分子のみを通過させ、溶解固形物や微生物、ウイルスなどの大部分を除去します。このステージで、水は既に非常に高い純度に達しますが、半導体製造などで必要とされる極めて高い純度にはまだ足りません。次に二次純粋装置に入りますがUV光処理、超ろ過(UF)、イオン交換、ガス除去などの技術が用いられます。特に、イオン交換は、残った微量のイオン性不純物を除去し、水の導電率を極限まで下げます。超純水は、この段階で、実質的に全ての不純物が除去され、非常に高いレベルの純度が保証されます。ということで大体概要掴めたかなと思います。後半で紹介している東レや旭化成は装置というよりここで出てきている膜の製造メーカーです。
・【6254 野村マイクロサイエンス】
●続いて証券コード6254野村マイクロサイエンスですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。出来高は伴っていますがバブルチャートにも見えるので手を出しにくいと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/19現在 株価4940円 時価総額2006億円 売買代金240億円PER27.53倍 PBR 7.09倍 利回り0.81% ROE31.4%でPERはそれほどでもないですがPBRは若干過熱感があると感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業務内容は主に半導体や液晶パネルの製造過程で使用される超純水の製造装置を手がける企業です。超純水は、半導体のウェーハや液晶パネルのガラス基板を洗浄する際に必要とされ、これに関連する技術やサービスの提供が主な業務内容となっています 。また、同社は水処理装置事業も行っており、環境保護や資源の再利用などに貢献する技術も開発しています 。栗田工業やオルガノなどの競合他社と比較すると、純水や微量金属除去フィルター、超微量分析技術など、特定の技術領域での深い知識と経験を有しています。これにより、半導体産業や医薬品業界など、特定の産業向けに高品質な製品とサービスを提供しています
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比85.6%増612億9700万円、営業利益前年同期比170.8%増の84億5100万円で営業利益率の伸び方がすごいです。進捗も良いので上方修正を期待している個人投資家もいるかもしれません。
●セグメント別ですがほとんどが水処理装置事業で成り立っており半導体で需要増えると考えられています。
●中期経営計画ですが今期で営業利益が96億円なので2031年には2倍程度になる計画です。
●株主還元ですが配当性向が20%程度で増配が続いていおり期待している個人投資家もいるかもしれません。
・【6368 オルガノ】
●続いて証券コード6368 オルガノですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。こちらも移動平均から大きく離れており個人投資家からの期待大きそうです。
●基本情報です。4/19現在 株価7280円 時価総額 3374億円 売買代金53億円PER19.66倍 PBR 3.55倍 利回り1.13% ROE14.5%でこちらはそこまで過熱感無いと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業務内容は水処理装置の設計、製造、販売を中心に事業を展開しています。具体的には、工業用水、電子産業用純水、医療用純水装置など、さまざまな産業向けに水処理ソリューションを提供しています。また、関連して水処理薬品の製造・販売も行っており、これには冷却水処理薬品やボイラー水処理薬品が含まれます。海外比率は低めの38%です。
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比11.7%増の1062億3600万円、営業利益前年同期比42.8%増の141億9400万円でこちらも営業利益伸びています。こちらは進捗あまりよくないですが季節性あるのかもしれません。
●セグメント別ですが水処理エンジニアリング事業は営業利益でも電子産業で売上が増えたことやコストダウンの取り組みで採算性改善しているということです。機能商品事業では水処理薬品分野で電子産業向けのRO膜処理剤や排水処理剤などの販売が好調に推移したということで半導体の影響少しずつ出てきています。ここで出てきたRO膜処理剤はスケールを防止して目詰まりを防いだりするのを防ぎ膜の寿命を延ばしたり微生物が繁殖して目詰まりで効率が低下するのを防いだりするもので膜も設置して終わりではなくアフターケアでもビジネスチャンスがあるようです。
・【6370栗田工業】
●続いて証券コード6370栗田工業ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。こちらは長い間高値切り上げ、安値切り上げの上昇トレンド続いているようです。
●基本情報です。4/19現在 株価5836円 時価総額6781億円 売買代金49億円 PER23.43倍 PBR 2.08倍 利回り1.44% ROE7.1%でこちらはROE低めなのでPBRもまだ2倍程度にとどまっています。
●業務内容は超純水供給事業や水処理薬品事業に特に力を入れています。この会社は、水関連ビジネスを幅広く手がけており、半導体製造装置や液晶製造装置に必要な超純水の供給など、高度な水処理技術を提供しています。さらに、燃料電池関連技術やバイオガス技術など、環境保全とエネルギー効率の向上を目指す新技術にも注力しています
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比13.9%増の2866億7500万円、営業利益前年同期比10.3%増の305億1800万円でこちらは営業利益の伸び率先ほどの2社と比較するとマイルドです。
●セグメント別ですが電子は売上は増えましたが原価率の悪い物が売れたので営業利益率は落ちているようです。一般水処理は営業利益39.0%増加で大きく伸びておりこちらの会社は半導体以外の影響大きいです。
●地域別売上電子セグメントでは日本が大きく伸びていて国内半導体産業の影響は大きそうです。売り上げ全体でも国内比率半分程度ありそうなので国内で設備投資増えてくると業績に影響大きそうです。
・【3402東レ】
●続いて証券コード3402東レですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。長い間レンジ相場で技術はあるけど利益率が低めの会社です。
●基本情報です。4/19現在 株価714.7円 時価総額1兆1660億円 売買代金63億円 PER19.73倍 PBR 0.69倍 利回り2.52% ROE 5.0%でこちらはPBR1倍を大きく割れており低PBR銘柄有力候補と感じている個人投資家もいるかもしれません。
●業務内容は繊維製品、樹脂・化学品、複合材料、水処理システムなどの製造と販売があります。特に、先端材料の開発に力を入れており、自動車や航空機産業で使用されるカーボンファイバーや複合材料技術が注目されています。また、医薬品や医療関連材料の研究・開発にも取り組んでおり、環境問題への対応として水処理技術やリサイクル技術の進化にも注力しています。今回取り上げている超純水製造装置の分野では、先進的な膜技術を提供しています。特に、逆浸透(RO)膜、ナノフィルトレーション(NF)、ウルトラフィルトレーション(UF)、およびMBR(メンブレンバイオリアクター)技術を使用した水処理システムを開発・販売しており、これにより高品質な超純水の製造を可能にしているようです。
●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比-3.8%減の1兆8294億800万円、営業利益前年同期比-27.7%減の713億6900万円で営業利益率5%程度でまずまずの進捗状況です。
●セグメント別ですがどの分野も利益率10%以下で唯一環境・エンジニアリング事業は10%近い営業利益出ています。ここに水処理事業の膜関係が入っているようで堅調に推移しているとのことです。
●売上収益目標ですがこうしてみると利益率高く見えてしまいますが営業利益率では無いようです。個人的には決算書に変わった指標を使う会社はあまり好きではなく営業利益は上げられないからこうした指標を使うのかなという疑念が残ります。
●2025年の目標こちらで事業利益というのもよく使っているようで営業利益に統一してほしいところです。一応事業利益と営業利益大きな差は無さそうなので2025年に6%目標は営業利益率6%目標と言い換えれると感じている個人投資家もいるかもしれません。
・【3407旭化成】
●続いて証券コード3407旭化成ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。特別損失出していた気がしましたが持ちこたえています。高値も更新しておりここで反発すると戻ってくる個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/19現在 株価1095円 時価総額1兆5263億円 売買代金27億円 PER18.97倍 PBR 0.87倍 利回り3.29% ROE赤字で旭化成はあまり赤字のイメージ無いので一過性だとは思いますが精査する必要ありそうです。
●業務内容は主要な事業分野は、マテリアル、住宅、ヘルスケアの三つです。マテリアル領域では、ファインケミカル、電子材料、自動車部材などの化学製品を製造しています。住宅領域では、住宅建設やリフォームサービスを提供し、ヘルスケア領域では、医薬品や医療機器、バイオプロダクツの開発に注力しています。今回取り上げている超純水製造装置関連では同社のMicroza製品ラインは、超濾過(UF)膜を使用しており、半導体プロセスで使用される超高純度水の最終段階のろ過に利用されています。これにより、水中の微粒子や有機炭素(TOC)、金属イオンなどの不純物を除去し、製品の品質を保証するのに役立っています
●業績です。2024年3月期第三四半期 、売上高前年同期比1.2%増の2兆641億4600万円、営業利益前年同期比-15.1減の984億9900万円でこちらも営業利益率5%程度ですが以前はもう少し高かった気がします。
●セグメント別ですがマテリアルで大きく減収減益です。需要減少や市況悪化の影響ということでいくら膜の需要があるとはいえ全体でみると割合は小さそうです。
●営業利益目標ですが大きく減少し2026年から2027年に2700億円に変更ということです。
●長期展望ですが2030年に営業利益4000億円とありますが2027年に2700億円からだと+50%なので3年でそこまで伸びるのか疑心暗鬼になっている個人投資家もいるかもしれません。
●株主還元ですが2022年は赤字ですが配当を維持しており通常配当性向は30~40%ということでした。また増配も検討しているということですがまずは事業が成長するのか確認したいところです。
・【6055ジャパンマテリアル】
●続いて証券コード6055ジャパンマテリアルですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。美しい右肩上がりの上昇トレンドです。しかしM&Aでもしないとこの成長率は維持できないと感じている個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/19現在 株価2217円 時価総額2331億円 売買代金9億8471万円 PER47.43倍 PBR 4.94倍 利回り0.90% ROE 19.6%でこちらは他社と比較して割高に感じますが評価される理由あるかもしれません。
●業務内容は半導体や液晶製造向けの特殊ガス供給装置の開発・製造・販売、トータルファシリティマネジメント(TFM)サービス、トータルガスマネジメント(TGM)サービス、メンテナンスサービス、超純水や薬液の供給設備の設計施工などを行っています。超純水関連では、超純水が供給不足とならないように精製プラントで24時間365日止まることなく精製し続けられています。超純水の精製プラントの運転管理・技術支援・試運転調整・メンテナンス等の総合管理分野で、超純水の供給・排水・回収のトータルサービスを提供しているようです。
●業績です。2024年3月期第3四半期、売上高前年同期比2.0%増の361億5100万円、営業利益前年同期比-40.7%減の54億8500万円で営業利益大きく減少しており成長に陰りが見えてきたのか観察している個人投資家もいるかもしれません。
●セグメント別ですがエレクトロニクス事業は材料価格高騰で営業利益大きく減少したようです。それでも営業利益率は20%近くあるので株価維持しています。その他の事業は伸びていますがエレクトロニクス事業の割合がダントツです。
・【6326クボタ】
●続いて証券コード6326クボタですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。こちらも10年程度上昇トレンド続いており気になっている個人投資家もいるかもしれません。
●基本情報です。4/19現在 株価2390.5円 時価総額2兆8128億円 売買代金72億円PER 12.43倍PBR 1.29倍 利回り2.00% ROE 11.8%で過熱感底までなく配当もそこそこあるので長期投資家は好んで買うかもしれません。
●業務内容は農業機械、エンジン、建設機械を主力製品として製造・販売する企業です。具体的には、トラクターや耕運機、田植え機、コンバインなどの農業機械、さらには各種エンジンや建設機械も提供しています。これらの製品は、国内外で広く使用されており、特に農業機械では世界第3位のメーカーとしての地位を築いています。また超純粋関連ではクボタ環境エンジニアリングに超純水の文字があるので何かしら事業はしていそうですが全体の割合からすると小さそうです。
●業績です。2023年12月期、売上高前年同期比12.8%増の3兆207億1100万円、営業利益前年同期比53.4%増の3288億2900万円で営業利益率10%越ですが2024年12月期はそこまで成長しないようです。
●セグメント別ですがトラクターなどの機会は順調で営業利益率も大きく伸びています。水環境も伸びていますが割合はそこまで大きくなさそうです。
●・最後に
いかがでしたでしょうか。自分も含めてあまり純水について普段から気にしていたり、理解している個人投資家少ないかもしれないので少しでも参考になればと思います。
今回は以上になります。今後このチャンネルは法人化して株の期待値上げるために展示会レポートなども提供していきますので良かったらチャンネル登録お願いします。
それでは最後までご視聴いただきありがとうございました。失礼します。