個人投資家YouTuber =さんとうきん

YouTubeで株・投資チャンネルしています。登録者急増しており凡人サラリーマンですが登録者600人になりました。法人設立予定の個人投資家30代です。株は10年以上していて、株・ビットコインで運用資産4800万になりました!

タグ:脱炭素

こんにちはさんとうきんです。今回はインフレがくる理由についてやっていきたいと思います。

投資の推奨ではございませんので投資の判断はご自分でお願いします。自分は運用資産が3000万円のアラサー個人投資家で仮想通貨と株に投資しています。

詳細はYouTubeでやっているので良かったらご覧ください。


これからも株仮想通貨、お金に関して動画作っていきますので良かったらチャンネル登録お願いします。

・生産設備があるけどない
まずは生産設備はあるけどないですが、こちらは外務省のホームページからの抜粋で2030年と2050年の脱炭素目標ですが、日本は2030年に-46%、できれば-50%ということであと7年ではさすがに厳しい気がしています。ここから一気に減らすには大規模な設備投資が必要で今ある生産設備はありますが実際使えないのでないようなものです。戦後に焼け野原になりインフレになりますが、今は生産設備はあるので当時と状況が異なりそうですが同じようなことになるのではないかと思います。

アメリカ、イギリス、ドイツなどのEUなども-55%ということで先進国はすべて50%程度の削減目標を立てているので日本だけ守れませんでしたということになると関税など何かしらのペナルティがあるかもしれません。

●こちらはドイツの二酸化炭素排出量ですが1990年比で55%削減なので1200から2030年に550程度が目標のようですが順調に進んでいます。

●続いて日本の部門別排出量ですが産業部門や運輸部門を中心に減少傾向にあります。工場にはソーラーパネルが設置され短距離トラックはEVに置き換わるのでもう少し減少していきそうですし大きな設備投資が起こります。また、ソーラーパネルが二酸化炭素排出量が多いというのが間違いである動画を別の電気チャンネルで解説している気になる方はご覧ください。この動画の最後に出てきます。

●日本の総排出量は2013年と比較して減少していますが2030年に700程度まで減少させないといけないのでハイブリットや工場に太陽光だけでは限界がありそうです。最初の10%削減はあまりコストがかかりませんが、少しずつ20%、30%、50%になるにしたがってコストをかけないと減らせない領域に突入しつつあると感じています。

脱炭素によって今までの生産設備も改良や設備投資が必要になり、電気料金も原油や天然ガスの価格が下がると消費量は増えるので今後化石燃料は価格が上がると思われます。採掘企業に機関投資家も投資しなくなっているので産出量が今までほど伸びずらいですし、産油国も脱炭素に移行するために高単価で化石燃料を売ることで投資の原資にしようとしています。

こんな感じでここから数十年単位でインフレがくるのではないかと思いますし、いったん不景気でデフレが来そうな雰囲気になりますが以前のようにはならないというのが自分のAプランです。

・株>債券
続いて株>債券ですが、こちらは米国長期債券ETFのTLTのチャートです。ここ最近までひたすら金利が下がってきたので債券価格は上がってきましたがここ最近のインフレで債券価格は大きく下落してしまいました。

金利が上がると債券価格は下がるので、ここから数十年のインフレで金利が上がるので債券価格は下がり続けるかもしれません。

インフレになると企業の売り上げは上がりますし、競争力のある企業は利益も増加していきます。一方で債券は国や企業が頑張っても配当が増えるわけではないので相対的な魅力が落ちていきます。債券バブルともいわれていた時代が終わり株式の黄金時代がくるかもしれません。

まとめ
いかがでしたでしょうか。まずは今年来年程度で株式市場の崩壊が起きそうですが、そこで株は二度と上がらないとかSDGSで株価が崩壊的なことが言われますが、株式の黄金時代が来るので大きく買うタイミングはそういったところになりそうです。

逆に債券に大きく張っている企業はインフレ率に負ける運用利回りで業績が苦しいかもしれないので投資する場合は注意が必要かもしれません。

こんな感じで今回は以上になります。

詳細はYouTubeでやっているので良かったらご覧ください。


これからも株仮想通貨、お金に関して動画作っていきますので良かったらチャンネル登録お願いします。

それでは最後までご視聴いただきありがとうございました。失礼します。

こんにちはさんとうきんです。今回は【未来の再エネ⑦カーボンプライシング】東京電力が1兆円の追加負担?についてやっていきたいと思います。自分は電験二種を保有しており電験取得後の仕事に関連しそうな最新ニュースの提供していきます。

詳細はYouTubeでやっているので良かったらご覧ください。


動画詳細欄に株、投資サブチャンネルあるので良かったらご覧ください。

今回の動画も頭がいかれていると思われそうですし、またチャンネル登録者数が減ってしまいそうですが将来の仕事を考えるうえで土台になり電気主任技術者、または電気技師として生きていくには重要な基礎知識になるのでやっていきたいと思います。

前回の未来の再エネ⑥ 2030年に起こることのグレートリセットがカーボンプライシングを表していて、今回の動画がはそれによって起こることになるのでよかったら合わせてご覧ください。

・カーボンプライシング
まずはカーボンプライシングですが、こちらは環境省のホームページからの抜粋でカーボンプライシングの種類を説明しています。今回紹介するのは炭素税と排出量取引ETSなのでこの二つだけ簡単に説明すると、炭素税は電気など1kwh利用すると1円など利用量に応じて課税される仕組みで主に個人に課せられそうです。

次に排出量取引は企業ごとに二酸化炭素の排出上限を決めてそこを超えた企業と少ない企業で排出枠を取引するということで、こちらは企業がメインになりそうでETSと呼ばれているようです。

どちらも炭素1トン当たりいくらなどで比較できるので似たようなものだと思ってよさそうです。

・世界銀行・・
こちらは世界銀行から出ている資料でカーボンプライシングについて書かれています。世界銀行と無関係のようですが排出量取引などは株のように取り引きされますし証券化されて金融商品として取引されるので無関係というわけではないようです。

次にこちらはカーボンプライシングの国別の価格表で縦軸が二酸化炭素1トン当たりの価格がドル表記、横軸は国別です。先ほどの炭素税と排出量取引のETSがあり各国導入状況に差がありますが、問題なのは国によって価格が全く違います。

日本は1トン当たり2ドルですがウルグアイでは137ドルで60倍以上の差があります。ある報告書によると2030年に60~100ドルが推奨されているようなのですが日本ではあまり浸透していません。

これは個人的な意見ですが、株価はここら辺を織り込んでないのでそのうち織り込みに行く日がくるかもしれません。

では仮に1トン当たり80ドルとすると、大体二酸化炭素1トンあたり1万円とすると東京電力でどうなるのかシミュレーションしていきます。

・東京電力1兆円+αの追加負担
続いて東京電力1兆円の追加負担ですがこちらは東京電力のホームページからの抜粋で黄色が二酸化炭素排出量です。これだと最近は減少していますが電力自由化で他社が販売したものは含まれておらず減少しているだけで省エネや再エネの増加で二酸化炭素排出が減っているというわけではないので注意が必要です。

直近だと8000万トンですが計算も手間ですし他社に売っている分もあると思うので大体1億トンにしてざっくり計算します。

二酸化炭素1トン当たり1万円でしたので1万円×1億トンなので1兆円と出ました。今の東京電力の売上が8兆円ほどなので大体10%ほど上がる計算になります。

思ったほどではないですがこれプラス燃料費が上がるのではないかと思います。化石燃料の価格が下がると使用量が増えるのでそういった仕組みにはならないはずなのでこの10%はおまけ程度で実際どこまで上がるか未知数です。

そしていよいよ2023年に排出量取引市場が開かれるようでこれをきっかけに株式市場が崩壊して不景気がくるかもしれません

まとめ
いかがでしたでしょうか。個人的にはグレートリセット=カーボンプライシングだと思いますしいろいろな私生活に影響がありそうです。太陽光反対派は駆逐されて今後はベースロード電源がどの程度までなら減らせるのか、その限界ラインはどこなのかというのがキーポイントになっていきそうですが、制度の変更の際には思わぬトラブルが起きるので停電には備えておきたいです。

詳細はYouTubeでやっているので良かったらご覧ください。


動画詳細欄に株、投資サブチャンネルあるので良かったらご覧ください。

それでは最後までご視聴いただきありがとうございました。失礼します。

こんにちはさんとうきんです。今回は【2030年までに起こること】インフレは終わらないについてやっていきたいと思います。自分は運用資産が3000万円のアラサー個人投資家で仮想通貨と株に投資しております。

詳細はYouTubeでやっているので良かったらご覧ください。


これからも株、仮想通貨、お金に関して動画作っていきますので良かったらチャンネル登録お願いします。

実はグレートリセットについては岸田首相も言っており2022年1月18日に行われた世界経済フォーラム、いわゆるダボス会議での発言を抜粋すると、「今、我々は、Great Reset の先の世界を描いて行かなければなりません。新しい時代を切り拓くためには、価値観や置かれている状況、立場の違いを超えて対話を積み重ねることで、多くの人が、信頼によってつながることが極めて重要です。」と言っており避けては通れなさそうなので手間ですが翻訳していきたいと思います。

・グレートリセット
●もしかしたら皆さんもグレートリセットについて聞いたことあるかもしれませんが陰謀論的な雰囲気がどうしても出てしまいます。しかし、世界経済フォーラムから2018年に2030年までに起こる8つの予言という動画が出ております。

自分の結論からいうと今回のキーポイントは炭素税でそれに伴うインフレではないかと思います。ただしネットで言われている陰謀論的な所有権や財産権がなくなるというのはデマな気がしました。

今回は自分もきちんと自分で翻訳したことなかったので、こちらを一つずつすべて翻訳してインフレ対しての理解を深めたいと思います。


・8つの予言
●まずは2018年4月10日にこちらの動画と共にこんなツイートが出ていました。翻訳すると肉は特別なご馳走になるです。牛は温暖化ガスを大量に排出するのでここら辺がキーポイントになってきそうです。

●続いて左があなたは何も持たずに幸せになる
●右があなたが欲しいものは何でも借りて、ドローンで配達します
ということでここが個人の所有権が無くなるのではないかと言われておりますが、2030年までにそこまでの変化は無さそうな気はしています。EVなんか来ないと言われていますがカーシェアが格安で提供されると2台のうち1台を減らしたりするくらいなら問題なく2030年でも広がりそうです。

インフレのために生活費を削らないと生きていけないのでリースになるとも取れるそうです。iPhoneなんかが良い例で20万円近くすると変えずに分割にしますがこれはリースしているようなものかもしれません。

ちなみに財産権が無くなりお金が無くなるという人もYouTubeにいますがここにあるレントの意味はお金を払って借りるということで、お金が無くなるということでは無いのでやはり自分でこうして翻訳していると見えてくるものがあるかもしれません。

●続いて左がアメリカ一強が終わる
●右が一握りの国が支配する
ということで国連がありますが機能不全に陥っているので新しい世界統一政府的なものができるかもしれません。

●続いて左が臓器提供者を待って死ぬことはない
●右が臓器提供ではなくプリントされた臓器を代わりに移植する
続いていよいよ3Dプリントの時代ということで、実現すると臓器提供だけでなく病気の治療も臓器入れ替えなどにより寿命が延びるかもしれません。

●続いて左が少ない肉を食べる
●右が環境と健康のために、主食ではなく、たまのご褒美に。
ということでここでも肉が出てきており、牛は温暖化ガスの排出が多いので価格が上がると自分は考えています。

●続いて左が10億人が気候変動で居住地を変える
●右が難民を受け入れ、統合するために、より良い仕事をしなければならないでしょう。
ということでここは電気主任技術者に大きくかかわります。電験三種などの国家資格があればなかなか移民は取得することが難しいですが、資格が不要となると移民でも仕事ができるのでライバルになります

●続いて左が汚染者は二酸化炭素を排出するためにお金を払わなければならなくなる
●右が国際炭素価格がありこれは、化石燃料の歴史を作るのに役立ちます。
ということでやはり炭素税というのは前提で物事を考えていかなければなりません。日本でも電力会社が二酸化炭素排出枠を国から買うという制度が始まろうとしていますし電気料金は今後も上がっていくことを想定しないとダメそうです。

●続いて左が火星に行く準備をしているかもしれない
●右が科学者たちは、宇宙であなたの健康を維持する方法を発見していることでしょう。
異星人を探す旅の始まり
ということでイーロンマスクも火星移住の準備をしているといわれており温暖化を想定しているかもしれません。

●続いて左が西洋の価値観は限界点まで試されるだろう
●右が私たちの民主主義を支える抑制と均衡を忘れてはなりません
ということで西洋の価値=資本主義だと思うので貧富の格差が今後も開いていくことを予言している気がしました。

・インフレが始まりそう
続いてこちらはアメリカ10年債のチャートで現在は急騰したとはいえ1960年の入り口程度の金利の高さです。異例の低金利時代と言われていましたが1950年代も同じようなときがありそこから少しづつ加速して上昇していきました。

インフレはいったん上がると継続して上昇していくので大底を付け10年以上上がっていくかもしれません。

ということでグレートリセットについてなんとなく理解が深まったと思いますし、そんなに怖いものではないと思います。しかし、いくつか備えないといけないことがあり炭素税とそれに伴うインフレには備えないといけなそうです。具体的には住宅ローンを固定金利にしたり、住宅用太陽光やオール電化などでエネルギー消費を減らすことで電気料金高騰にも耐えれそうですし、蓄電池もそのうち導入することを検討しています。

適切に個人も設備投資しないと大きく損をする時代になりつつあり、今までのデフレのように何もしないで現金で持って置く人が得をする時代が終わりそうです。

特に炭素税とかありえないとか、日本では起こらないと考えている人が大半ですが、これを無視して作られた製品には関税がかけられ輸出できなくなることが想定されます。炭素税を導入するコストよりも輸出できない損失が大きくなる仕組みを他国は作ってくるのでこれに乗らないという選択肢はありません。

炭素税で原油の価値が無くなると考える人もいますがそれも真逆で原油の価格が下がると消費量は増えるので今後も化石燃料はジグザグしながら上がり続けそうです。


詳細はYouTubeでやっているので良かったらご覧ください。


まとめ
いかがでしたでしょうか。個人で出来ることはそこまで多くないですが道を踏み外すと思わぬ落とし穴はありそうなので衝撃に備えた仕組みつくり、ポートフォリオつくりを発信していきますので良かったらチャンネル登録お願いします。

それでは最後までご視聴いただきありがとうございました。失礼します。

こんにちはさんとうきんです。今回はCCSは現実的なのかについてをやっていきたいと思います。自分は電験二種を保有しており省エネにも携わった経験を元にやっていきたいと思います。

詳細はYouTubeでやっているので良かったらご覧ください。


CCSとはCarbon dioxide Capture and Storageで火力発電の二酸化炭素を地中に蓄える仕組みで、蓄えずに利用するだけだったり、蓄えて利用したりでCCUSやCCUなどがありますが火力の二酸化炭素を大気中に放出する量を減らすための技術です。この技術がどれだけポテンシャルがあるのか調べていきたいと思います。電験でも今後新技術について出題されると思うので良かったらご覧ください。

結論からいうとCCSはいくらかは普及するけれども今でいうと地熱的な地味なポジションになる感じがしました。理由としては今の段階で世界で一機しか稼働していないようですし、排出源によって二酸化炭素濃度違うのですべてで活用できない可能性があり、これが10年で爆発的に増えるという感じがしませんでした。そういった内容で詳しくやっていきたいと思います。

これからも電気に関しての技術、設備などに関して動画作っていきますので良かったらチャンネル登録お願いします。

・CCSとは
まずはCCSとはですがこちらは全体の仕組みですが、自分が勘違いしていたのは地中に金属容器的なものを埋めてそこに二酸化炭素を入れるのかと思いきや、漏れない遮へい層や二酸化炭素を蓄える貯留層を見つけてそこに二酸化炭素をぶち込むというなかなかトリッキーな発想です。

製油所、発電プラントなどから回収設備に送り地中に圧力をかけてぶち込みます。仕組みとしては単純そうですが深いですしぶち込む際にもエネルギー消費をするのが難点のようです。

続いてこちらは排出源別の二酸化炭素の濃度の図で、単純に二酸化炭素を回収するといっても排出される二酸化炭素濃度に応じてコストが違うようです。当然薄いところから二酸化炭素を抽出しようとするとコストがかかるようでなかなかCCSを調べないとこういう観点で考えなそうな問題点があるようです。

少し気になるのは天然ガスだと二酸化炭素の濃度が低いのでもしかしたらCCSが普及すると石炭火力の方がトータルでパフォーマンスが良いのかもしれません。

続いて自然エネルギー財団から資料を抜粋したいと思います。

現在CCSが稼働しているのはカナダの11.5万キロワットの発電所のみでアメリカにもあったようですが2020年にあった石油暴落で採算が取れなくなり無くなったようです。

こちらはアメリカのCCSの実証プロジェクトの結果ですが完了しているのは1件のみで、この1件が先ほどのアメリカのCCSでしたが2020年になくなったので現在ではこれだけの実証プロジェクトがありながら残っているものがないようです。

・日本では2050年にCCSで1億トン・・
続いて日本では2050年にCCSで1億トンということで、抜粋すると、2022年1月に「CCS 長期ロードマップ検討会」を立ち上げた。経済産業省は「日本の CCS の想定年間貯留量の目安」として、2050 年時点で年間約 1.2~2.4 億トンという数値を示しておりその根拠として示すのは、IEA の描く三つのエネルギーシナリオにおける世界全体のCO2回収・貯留量に、現時点での世界全体に占める日本の CO2排出割合(3.3%)を乗じたという説明である。

ということで2050年に1億トンとなるとかなりの量になりそうですが先ほどの米国のレポートでもわかるように、CCS プロジェクトは計画、開発着手したものの稼働にいたらない案件が相当数存在していますし問題点もあるようで抜粋すると

排出削減技術を評価した IEA の報告書では、「現在の技術による回収率は 85~95%でり、CCS石炭火力からは 100 gCO2/kWh から 140 gCO2/kWh が排出される」としている。85~95%回収されるとしても、5~15%の CO2が排出される。

また、欧州の脱炭素戦略の中では、「90%を超える回収率を達成するのは困難で、非常にコストがかかる。つまり、化石燃料に用いられる CCS は、現在のところ完全な脱炭素化を達成できていないのである」と明確に指摘している。天然ガス火力発電での CCS 回収率に関する研究では、99%の回収を行うと 90%回収の場合の約 2 倍のコストを要するという結果が示されている。
しかし更に問題なのは、現実に稼働している CCS 火力発電所の回収実績が 90%というレベルには遠く及ばない低い水準に留まっていることである。前述のとおり、これまで世界で実現した CCS火力は二つ、米国のペトラノバとカナダのバウンダリーダムである。この二つの実例を見ると、両方とも当初予定していたような 90%程度の CO2回収を実現できず、6~7割程度の回収率にとどまっている。

この理由としては回収した CO2を圧縮する装置のトラブルが上げられています。

ということで2030年には商用運転しないといけなはずですがなかなかハードルが高い気がしてしまいました。ぶち込もうとしている二酸化炭素量が多すぎて本当に入りきるのか、入っても10%程度は排出されるというところからも必要最低限のベースロード電源以外は使い物にならないかもしれません。

・日本に適地がない
続いて日本には適地がないということで、抜粋すると

世界でこれまで実現した商業規模の CCS プロジェクト 31 件のうち、28 件が陸域での貯留であり、このうち 22 件は、枯渇してきた油田で生産量を上げるため、回収した CO2を注入する EOR(Enhanced Oil Recovery:原油増進回収)方式で行われているものである(表 2)。石油増
産という経済的メリットがあって初めて成立する方式だ。

経済産業省は、苫小牧で行った日本初の「CCS 大規模実証試験」で累計圧入量が目標の 30 万トンを3年かけて達成したとその成果を報告し、「いよいよ実現も間近」としている31。しかし、CO2は、「高効率」と称する超々臨界(USC)方式であっても年間約 500 万トン33であるから、苫小牧のプロジェクトは「大規模」といっても、実際に必要な規模からすれば 50 分の1程度に留まる。

日本では陸域に CO2貯留に適した場所がなく、またそもそも EOR に用いることのできる油田もない。このため、経済産業省が貯留場所を見つけようとしているのは、もっぱら海域である。コストが高く、輸送や貯留の技術が確立されていない。つまり、日本での CCS プロジェクトは貯留場所を海域に依存せざるを得ず、EOR も使えないという意味で二重のハンディキャップを負っている。この弱点は経済産業省も率直に認めており、「日本では、EOR が現実的でなく、発電分野においては、比較的分離回収コストも高く、検討されるビジネスモデルは追加で CO2を回収し、帯水層貯留を実施するパターンとなる29」と記載している。

ということであと7年で何百万トンもぶち込める設備が本当にできるのか、経営状態が悪い電力会社がそのリスクを取れるのか少し不安になってしまう内容でした。

・リスク
続いてリスクですがこういったことがあるとのことでリスクが大きそうなものを2つ抜粋しました。一つ目が一番上の項目で、漏れて人体に影響があるということで消化設備でも二酸化炭素で人が死んでいるように二酸化炭素が噴き出ると酸欠で死んでしまうので地震でも問題ないのか少し怖い部分ではあります。

次に地熱などほかの用途へ影響ということで経済産業省は帯水層に二酸化炭素をぶちこむパターンを検討しているようですが温泉、地下水などの流量に大きな影響を与えそうで10年ちょろちょろ出ていたものが数年で大量に出て枯渇するなどになると損害賠償になるので電力会社がこのリスクを背負って事業するのかという問題がありそうです。

詳細はYouTubeでやっているので良かったらご覧ください。



・まとめ
いかがでしたでしょうか、こうやってみるとなんとなくイメージで理解していた部分が多くて実際は非現実的ですし、ヨーロッパが石炭火力廃止で強気に出ているのはここらへんのエビデンスからCCSは商用運転で大きなシェアを取れないと踏んでいるからかもしれません。

自分なんかも石炭火力はCCSあるならこのまま残してもいい気がしていましたが、結論としては数%は良いけど10%以上は厳しいかもしれない気がしてしまいました。
そうなってくると電力会社が持っている石炭火力が負の遺産となりつつあり株価暴落がやっぱりここからきている可能性がありそうです。

今回はこんなかんじで以上となります。
これからも電気に関しての技術、設備などに関して動画作っていきますので良かったらチャンネル登録お願いします。

それでは最後までご視聴いただきありがとうございました。失礼します。

こんにちはさんとうきんです。今回は【2030年までに起こること】電気技師として生きていけるのかについてやっていきたいと思います。自分は電験二種を保有しており電験取得後の仕事に関連しそうな最新ニュースの提供していきます。

詳細はYouTubeでやっているので良かったらご覧ください。


動画詳細欄に株、投資サブチャンネルあるので良かったらご覧ください。

今回の動画は頭がいかれていると思われそうですし、おそらくチャンネル登録者数が減ってしまいそうですが将来の仕事を考えるうえで土台になり電気主任技術者、または電気技師として生きていくには重要な基礎知識になるのでやっていきたいと思います。

実はグレートリセットについては岸田首相も言っており2022年1月18日に行われた世界経済フォーラム、いわゆるダボス会議での発言を抜粋すると、「今、我々は、Great Reset の先の世界を描いて行かなければなりません。新しい時代を切り拓くためには、価値観や置かれている状況、立場の違いを超えて対話を積み重ねることで、多くの人が、信頼によってつながることが極めて重要です。」と言っており避けては通れなさそうなので手間ですが翻訳していきたいと思います。

・グレートリセット
もしかしたら皆さんもグレートリセットについて聞いたことあるかもしれませんが陰謀論的な雰囲気がどうしても出てしまいます。しかし、世界経済フォーラムから2018年に2030年までに起こる8つの予言という動画が出ております。

実際に実行されようとしていることなのでここを理解しておくことで電気技師として生き残るヒントがあるかもしれません。。

今回は自分もきちんと自分で翻訳したことないので、こちらを一つずつすべて翻訳して将来の仕事や生活に対しての理解を深めたいと思います。


・8つの予言
まずは2018年4月10日にこちらの動画と共にこんなツイートが出ていました。翻訳すると肉は特別なご馳走になるです。牛は温暖化ガスを大量に排出するのでここら辺がキーポイントになってきそうです。

続いて左があなたは何も持たずに幸せになる
右があなたが欲しいものは何でも借りて、ドローンで配達します
ということでここが個人の所有権が無くなるのではないかと言われておりますが、2030年までにそこまでの変化は無さそうな気はしています。EVなんか来ないと言われていますがカーシェアが格安で提供されると2台のうち1台を減らしたりするくらいなら問題なく2030年でも広がりそうです。

インフレのために生活費を削らないと生きていけないのでリースになるとも取れるそうです。iPhoneなんかが良い例で20万円近くすると変えずに分割にしますがこれはリースしているようなものかもしれません。

ちなみに財産権が無くなりお金が無くなるという人もYouTubeにいますがここにあるレントの意味はお金を払って借りるということで、お金が無くなるということでは無いのでやはり自分でこうして翻訳していると見えてくるものがあるかもしれません。

続いて左がアメリカ一強が終わる
右が一握りの国が支配する
ということで国連がありますが機能不全に陥っているので新しい世界統一政府的なものができるかもしれません。

続いて左が臓器提供者を待って死ぬことはない
右が臓器提供ではなくプリントされた臓器を代わりに移植する
続いていよいよ3Dプリントの時代ということで、実現すると臓器提供だけでなく病気の治療も臓器入れ替えなどにより寿命が延びるかもしれません。

続いて左が少ない肉を食べる
右が環境と健康のために、主食ではなく、たまのご褒美に。
ということでここでも肉が出てきており、牛は温暖化ガスの排出が多いので価格が上がると自分は考えています。

続いて左が10億人が気候変動で居住地を変える
右が難民を受け入れ、統合するために、より良い仕事をしなければならないでしょう。
ということでここは電気主任技術者に大きくかかわります。電験三種などの国家資格があればなかなか移民は取得することが難しいですが、資格が不要となると移民でも仕事ができるのでライバルになります

続いて左が汚染者は二酸化炭素を排出するためにお金を払わなければならなくなる
右が国際炭素価格がありこれは、化石燃料の歴史を作るのに役立ちます。
ということでやはり炭素税というのは前提で物事を考えていかなければなりません。日本でも電力会社が二酸化炭素排出枠を国から買うという制度が始まろうとしていますし電気料金は今後も上がっていくことを想定しないとダメそうです。

続いて左が火星に行く準備をしているかもしれない
右が科学者たちは、宇宙であなたの健康を維持する方法を発見していることでしょう。
異星人を探す旅の始まり
ということでイーロンマスクも火星移住の準備をしているといわれており温暖化を想定しているかもしれません。

続いて左が西洋の価値観は限界点まで試されるだろう
右が私たちの民主主義を支える抑制と均衡を忘れてはなりません
ということで西洋の価値=資本主義だと思うので貧富の格差が今後も開いていくことを予言している気がしました。

ということでグレートリセットについてなんとなく理解が深まったと思いますし、そんなに怖いものではないと思います。しかし、いくつか備えないといけないことがあり炭素税とそれに伴うインフレ、その結果自分の生活水準が落ちることを避ける方法を考えないとダメそうです。特に炭素税とかありえないとか、日本では起こらないと考えている人が大半ですが、これを無視して作られた製品には関税がかけられ輸出できなくなることが想定されます。炭素税を導入するコストよりも輸出できない損失が大きくなる仕組みを他国は作ってくるのでこれに乗らないという選択肢はありません。

炭素税で原油の価値が無くなると考える人もいますがそれも真逆です。原油の価格が下がると消費量は増えるので今後も化石燃料はジグザグしながら上がり続けそうです。

仕事に関していうと移民を受け入れ始めると国家資格の有無でも変わると思いますが確実に仕事は奪われていく方向になりそうです。電気主任技術者制度でも本社に有資格者、それ以外は担当者的なことが出ていますが広がらないことを願いたいです。

今のところ国家資格を簡単に移民が取得することはできないので電気主任技術者制度がある限りは安心して良さそうですし、資格がない仕事は少し不安定になっていきそうです。

まとめ
いかがでしたでしょうか。電験三種が待遇がイマイチとも言われていますが、絶対評価でそう感じるだけで相対評価で電験よりいい仕事となるとあまりない気がしています。電験をやめて異業種に参入しても1からのスタートになりますし、資格が必要でないと応募者が多く競争が激しそうです。

詳細はYouTubeでやっているので良かったらご覧ください。


動画詳細欄に株、投資サブチャンネルあるので良かったらご覧ください。

それでは最後までご視聴いただきありがとうございました。失礼します。

↑このページのトップヘ