こんにちはさんとうきんです。0203【第一種電気工事士 2022年午前問30~40】解答解説についてやっていきたいと思います。
詳細はYouTubeでやっているので良かったらご覧ください。
自分は電験二種を保有しており電験三種も試験で合格しましたので解説していきます。
電験三種も制度の変更で簡単になっていくと似たような問題、イメージが必要な問題が増える気もしますし、実務で必須の内容なのでやってみてください。第一種電気工事士の中でも問30~40は難しい気がしますが過去の同じ問題も出ているので繰り返すことで点数が上がるかもしれませんのでやっていきたいと思います。
これからも電験、電気工事士、電気に関して動画作っていきますので良かったらチャンネル登録お願いします。
・問30~問34
まずは問30から問34ですがUGSが取り上げられていて次から解説になるのでと解きたい方は動画を止めてください。
それでは問30から解説していきたいと思います。
問30はUGSに関して不適切なものを選べということで上から見ていくと地絡継電器付ということなのでイは問題なさそうです。耐電流は短絡電流以上ないと焼けてしまうのでロも問題ないです。短絡事故を遮断するとありますが遮断器ではないのでハは間違いになります。送配電事業者と保護協調は必要なので二も問題ないです。
ということで答えはハということになります。
問31は高圧地中引き込み線に関して不適切なものを選ぶということで、電技解釈第120条によると埋設ケーブルは車両その他の重量物の圧力を受けるおそれがある場合においては、1.2m以上、その他の場所においては0.6m以上ということでイは問題なさそうです。また、地中電線路は、電線にケーブルを使用し、かつ、管路式、暗きょ式、直接埋設式により施設することと、地中電線を管路式により施設した部分における、金属製の管路は接地を省略できるということでロも問題ないです。
FEPは防護装置として使えるのでハは問題ないです。地中引込線を管路式又は直接埋設式により需要場所に施設する場合は、次の各号によりケーブル埋設箇所の表示を行うこと。ただし、地中引込線の長さが15m以下のものにあっては、表示を省略することができる。ということで20mでは省略できないので二は不適切になります。
ということで答えは二ということになります。
正直こういう電技や解釈の条文系の問題は電験三種の法規と変わりないので難しいですし、防護装置として使える管の種類なども覚えれる人は覚えていいと思いますが量のわりに点数にならなそうです。しかし、二を15mと知っていると解答できるのでポイントポイントを抑えるといいです。
問32は高圧屋内配線をケーブル工事で行い防護管として金属管を使用したときの話で、解釈の第168条に管その他のケーブルを収める防護装置の金属製部分、金属製の電線接続箱及びケーブルの被覆に使用する金属体には、A種接地工事を施すこと。ただし、接触防護措置(金属製のものであって、防護措置を施す設備と電気的に接続するおそれがあるもので防護する方法を除く。)を施す場合は、D種接地工事によることができる。
ということで接地は省略できませんので答えはロということになります。
問33 ケーブルラックはケーブル工事のようで解釈第164条に低圧屋内配線の使用電圧が300V以下の場合は、管その他の電線を収める防護装置の金属製部分、金属製の電
線接続箱及び電線の被覆に使用する金属体には、D種接地工事を施すこと。ただし、次のいずれかに該当する場合は、管その他の電線を収める防護装置の金属製部分については、この限りでない。
イ 防護装置の金属製部分の長さが4m以下のものを乾燥した場所に施設する場合
ロ 屋内配線の使用電圧が直流300V又は交流対地電圧150V以下の場合において、防護装置の金属製部分の長さが8m以下のものに簡易接触防護措置を施すとき又は乾燥した場所に施設するとき
ということで15mでは省略できませんので答えはイということになります。
問34 イはその通りで、暗記しておきたいところです。交流の2倍の電圧を印加するのでロが不適切になります。静電容量が大きいとリアクトルをぶち込むのでハも適切です。絶縁が変化していないかという確認などが必要なので二も適切です。
ということで答えはロということになります。
・問35~40
続いて問35から問40ですが次から解説になるのでと解きたい方は動画を止めてください。
それでは問35から解説していきたいと思います。
問35 D種は100Ω以下ですが、地絡を生じた場合に0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置を施設するときは500Ω以下なのでイは不適切です。ロ、ハ、二はよく出るのでここも暗記しておきましょう。
ということで答えはイということになります。
問36 あまり見たことない問題ですが、力率は有効電力量と無効電力量が出ると良さそうなので、ロが適切になります。力率は有効電力を皮相電力で割るわけですが平均を出す場合電力量でも出せます。
ということで答えはロということになります。
問37 使用電圧200Vということで、単三回路だと対地電圧100Vなので0.1MΩになりますが100/0.1MΩだと電流は1mAになるので覚えておくといいです。仮に動力で200Vだとしても200V/0.2MΩで1mAなので1mAは重要な基準です。
ということで答えは二ということになります。
問38 第一種電気工事士が従事できる工事は
・一般用電気工作物(二種の範囲)
・最大電力 500kW未満の自家用電気工作物の受電設備
ということで答えはハになります。
問39 皆さんの住宅にもには4年に1度電気工事会社や保安協会など委託を受けた方が絶縁の確認などをしに来ておりその問題になりますが、設置したときも調査をしています。
ということで答えは二になります。
問40 電気工事士は、電気用品安全法に規定する表示の付されていない電気用品を電気工作物の設置又は変更の工事に使用してはいけないのでイは不適切で、営業所及び2日以上にわたり電気工事を行う施工場所ごとに、電気工事業者であることの標識を掲げなければなりませんということでロは不適切です。図面は5年保存なのでハも不適切です。最後に二は適切です。
ということで答えは二ということになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。少し難しい問題もありますが、過去に何度か出ている問題も多いので繰り返して暗記すると良さそうです。
今回はこんな感じで以上になります。取り上げてほしい問題等ありましたらコメント欄にお願いします。
詳細はYouTubeでやっているので良かったらご覧ください。
これからも電験、電気工事士、電気に関して動画作っていきますので良かったらチャンネル登録お願いします。
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電験三種も制度の変更で簡単になっていくと似たような問題、イメージが必要な問題が増える気もしますし、実務で必須の内容なのでやってみてください。第一種電気工事士の中でも問30~40は難しい気がしますが過去の同じ問題も出ているので繰り返すことで点数が上がるかもしれませんのでやっていきたいと思います。
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・問30~問34
まずは問30から問34ですがUGSが取り上げられていて次から解説になるのでと解きたい方は動画を止めてください。
それでは問30から解説していきたいと思います。
問30はUGSに関して不適切なものを選べということで上から見ていくと地絡継電器付ということなのでイは問題なさそうです。耐電流は短絡電流以上ないと焼けてしまうのでロも問題ないです。短絡事故を遮断するとありますが遮断器ではないのでハは間違いになります。送配電事業者と保護協調は必要なので二も問題ないです。
ということで答えはハということになります。
問31は高圧地中引き込み線に関して不適切なものを選ぶということで、電技解釈第120条によると埋設ケーブルは車両その他の重量物の圧力を受けるおそれがある場合においては、1.2m以上、その他の場所においては0.6m以上ということでイは問題なさそうです。また、地中電線路は、電線にケーブルを使用し、かつ、管路式、暗きょ式、直接埋設式により施設することと、地中電線を管路式により施設した部分における、金属製の管路は接地を省略できるということでロも問題ないです。
FEPは防護装置として使えるのでハは問題ないです。地中引込線を管路式又は直接埋設式により需要場所に施設する場合は、次の各号によりケーブル埋設箇所の表示を行うこと。ただし、地中引込線の長さが15m以下のものにあっては、表示を省略することができる。ということで20mでは省略できないので二は不適切になります。
ということで答えは二ということになります。
正直こういう電技や解釈の条文系の問題は電験三種の法規と変わりないので難しいですし、防護装置として使える管の種類なども覚えれる人は覚えていいと思いますが量のわりに点数にならなそうです。しかし、二を15mと知っていると解答できるのでポイントポイントを抑えるといいです。
問32は高圧屋内配線をケーブル工事で行い防護管として金属管を使用したときの話で、解釈の第168条に管その他のケーブルを収める防護装置の金属製部分、金属製の電線接続箱及びケーブルの被覆に使用する金属体には、A種接地工事を施すこと。ただし、接触防護措置(金属製のものであって、防護措置を施す設備と電気的に接続するおそれがあるもので防護する方法を除く。)を施す場合は、D種接地工事によることができる。
ということで接地は省略できませんので答えはロということになります。
問33 ケーブルラックはケーブル工事のようで解釈第164条に低圧屋内配線の使用電圧が300V以下の場合は、管その他の電線を収める防護装置の金属製部分、金属製の電
線接続箱及び電線の被覆に使用する金属体には、D種接地工事を施すこと。ただし、次のいずれかに該当する場合は、管その他の電線を収める防護装置の金属製部分については、この限りでない。
イ 防護装置の金属製部分の長さが4m以下のものを乾燥した場所に施設する場合
ロ 屋内配線の使用電圧が直流300V又は交流対地電圧150V以下の場合において、防護装置の金属製部分の長さが8m以下のものに簡易接触防護措置を施すとき又は乾燥した場所に施設するとき
ということで15mでは省略できませんので答えはイということになります。
問34 イはその通りで、暗記しておきたいところです。交流の2倍の電圧を印加するのでロが不適切になります。静電容量が大きいとリアクトルをぶち込むのでハも適切です。絶縁が変化していないかという確認などが必要なので二も適切です。
ということで答えはロということになります。
・問35~40
続いて問35から問40ですが次から解説になるのでと解きたい方は動画を止めてください。
それでは問35から解説していきたいと思います。
問35 D種は100Ω以下ですが、地絡を生じた場合に0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置を施設するときは500Ω以下なのでイは不適切です。ロ、ハ、二はよく出るのでここも暗記しておきましょう。
ということで答えはイということになります。
問36 あまり見たことない問題ですが、力率は有効電力量と無効電力量が出ると良さそうなので、ロが適切になります。力率は有効電力を皮相電力で割るわけですが平均を出す場合電力量でも出せます。
ということで答えはロということになります。
問37 使用電圧200Vということで、単三回路だと対地電圧100Vなので0.1MΩになりますが100/0.1MΩだと電流は1mAになるので覚えておくといいです。仮に動力で200Vだとしても200V/0.2MΩで1mAなので1mAは重要な基準です。
ということで答えは二ということになります。
問38 第一種電気工事士が従事できる工事は
・一般用電気工作物(二種の範囲)
・最大電力 500kW未満の自家用電気工作物の受電設備
ということで答えはハになります。
問39 皆さんの住宅にもには4年に1度電気工事会社や保安協会など委託を受けた方が絶縁の確認などをしに来ておりその問題になりますが、設置したときも調査をしています。
ということで答えは二になります。
問40 電気工事士は、電気用品安全法に規定する表示の付されていない電気用品を電気工作物の設置又は変更の工事に使用してはいけないのでイは不適切で、営業所及び2日以上にわたり電気工事を行う施工場所ごとに、電気工事業者であることの標識を掲げなければなりませんということでロは不適切です。図面は5年保存なのでハも不適切です。最後に二は適切です。
ということで答えは二ということになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。少し難しい問題もありますが、過去に何度か出ている問題も多いので繰り返して暗記すると良さそうです。
今回はこんな感じで以上になります。取り上げてほしい問題等ありましたらコメント欄にお願いします。
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