【さんとうきん】個別株・小型株

YouTubeで株・投資チャンネル運営しており、50億円以下10%成長企業10選、テーマ株7選ではIOWNや半導体銘柄を取り上げています。チャンネル用法人設立予定で大きくしていきます。個人投資家30代です。運用資産6100万になりました

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●こんにちはさんとうきんです。今回は0510今すぐチェック!半導体 ウェハ産業で爆発的成長が期待される7銘柄についてやっていきたいと思います。



今後も半導体関連見たいと思った方ぜひいいねやチャンネル登録してもらえると優先順位高くしていきたいと思います。

自分は運用資産資産6300万円のアラサー個人投資家でインデックス投資、ビットコイン、個別株に投資しています。動画詳細欄に各銘柄へのリンクありますがウエハの解説を序盤にしているので是非そちらご覧ください。

●・【ウエハ製造工程】
ウエハ製造工程ですがこちらはSUMCOからの引用でまずは硅石から金属シリコンにします。硅石は公園の石で見たことあるような石で結びついている成分で色などは変わるようです。金属ケイ素はアルミホイルを丸めて叩いていって石のような形に成形したような見た目で硅石から酸素を取るのに電力が必要なので電気代の安い地域で作られ、半導体向けは多結晶シリコン、金属シリコンなどで輸入されています。

一般的な単結晶インゴットですが多結晶シリコンを溶かして種結晶を入れるとその下に単結晶シリコンが広がっていきます。引き上げるスピードを遅くしたり、ルツボと呼ばれる過熱している入れ物の電力を上げることでインゴットが大きくなるようでこういったものを制御してインゴットの真ん中部分、直胴といいますがここの太さを一定に保つため精密な制御が必要です。ここで出来たインゴットを切断して研磨、洗浄などするとウエハになります。

●・【AIサーバー用ウエハ需要急増】
続いてSUMCOにウエハ需要が急増するという資料ありましたので引用します。こちらはAIサーバーの構成ですがCPUがありGPUとHBMセットが複数個ありAIサーバーになっています。HBMは8個のDRAMが積層され一つのHBMになっていて大量にシリコンを使うようです。AIサーバー1台で300mmウエハを1.8枚使用するということで需要が急増します。

HBMの構造については依然このような動画作っているのでこちらの動画終了後良かったら動画詳細欄からご覧ください。

上は需要ですがAIサーバー用は年率26%と急成長していきます。最近の生成AIブーム織り込まれているか不明なので場合によってはこれ以上に盛り上がると感じている個人投資家もいるかもしれません。

●・【SIC製造工程】
こちらはSIC単結晶を作る際の昇華法の引用ですが図1昇華法原理図のようにSIC粉末状の原料を下に置きルツボで加熱すると粉末状の固体から気体に変わりこれを昇華といいます。昇華すると種結晶に当たり単結晶が成長していきます。ルツボには温度勾配が付けられており下が熱く上は冷えていて昇華した気体が冷えて固体に戻るようになっています。この実験では1h当たり数ミリの成長速度ということで思ったより遅いです。

SICに関してはSICウエハメーカー、エピウエハメーカー、デバイスメーカーに分かれていてウルフスピードは一貫生産、ロームはグループ会社から供給されているのでほぼ一貫生産、レゾナックはSIC基板、エピウエハ製造、などしています。三菱電機や富士電機もSICメーカーとしてニュースに出てきますがデバイスメーカーです。

・【4063 信越化学工業】
●続いて証券コード4063信越化学工業ですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。株価急騰していますが移動平均からは離れていて飛び乗るのが怖いと感じている個人投資家もいるかもしれません。

●基本情報です。5/7現在 株価5903円 時価総額11兆8159億8600万円 売買代金563億円PER23.07倍 PBR 2.77倍 利回り1.69% ROE 19.7% で株価急騰していますがそこまで割高感ないと感じている個人投資家もいるかもしれません。

●業務内容はシリコン製品、塩ビ・化成品、半導体シリコン、機能性化学品、電子・機能材料などがあります。これらの製品は産業用途はもちろん、日常生活にも広く利用されています。シリコン製品はウエハ以外にもシーリング材、粘着剤、レジンなど様々なシリコン製品製造しており株価急騰していますがウエハ需要のみで上がっているというわけでは無さそうです。

●業績です。2024年3月期、売上高前年同期比-14.0%減の2兆4149億3700万円、営業利益前年同期比29.8%減の7010億3800万円で大きく減収減益になっているようです。

●セグメント別ですが電子材料は売上そこまで減少していません。営業利益もほかのセグメントと比較すると減少幅は小さいです。今後も半導体関連見たいと思った方ぜひいいねやチャンネル登録してもらえると嬉しいです。

●配当金ですが増配続いていましたが今期は横ばいです。配当性向は30%程度で利益が増えれば増配してくれると感じている個人投資家もいるかもしれません。

・【3436 SUMCO】
●続いて証券コード3436 SUMCOですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。75週にはサポートされていますがイマイチ大きな上昇とは感じていない個人投資家もいるかもしれません。

●基本情報です。5/7現在 株価2408円 時価総額8432億2200万円 売買代金124億円 PER17.56倍 PBR 1.47倍 利回り1.70% ROE 11.6%でROEはそこまで高くないと感じている個人投資家もいるかもしれません。

●業務内容はシリコンウエハーを製造する企業です。同社は特に半導体用のシリコンウエハーの大手メーカーとして知られており、世界市場でも首位級の地位を持っています。SUMCOは300mm、200mm、150mm、125mm、100mmなど、さまざまなサイズのウエハーを提供しており、ロジック、DRAM、NANDフラッシュメモリ用の製品があります。これらの製品は、高度な半導体技術の基盤となっており、グローバルな半導体産業で広く利用されています。

●業績です。2023年12月期、売上高前年同期比-3.4%減の4259億4100万円、営業利益前年同期比33.4%減の730億800万円で営業利益の減少幅大きいです。また来期予想も営業利益率5%程度と過去と比較するとかなり低い利益率と感じている個人投資家もいるかもしれません。

●ウエハの市況環境こちらです。数量は低調ですが今後の見通しで生成AI向けの半導体需要が回復するようですがウエハは顧客が在庫を多く抱えているようで購入量の回復までには今年の後半まで時間がかかるということです。

●株主還元ですが配当金は変動しています。配当性向30%程度がきっちり守られているようです。自社株買いもしている年ありますがここ数年はされていません。

・【4043トクヤマ】
●続いて証券コード4043トクヤマですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。上昇トレンドというよりレンジ相場がほとんどなので今回も警戒している個人投資家もいるかもしれません。

●基本情報です。5/7現在 株価3156円 時価総額2275億円 売買代金18億円 PER9.08倍 PBR 0.91 利回り3.17% ROE 4.1%でPERは10倍以下ですがROEも低すぎると感じている個人投資家もいるかもしれません。

●業務内容は半導体用のシリコンウエハや化成品、苛性ソーダ、セメント、ファインケミカルなどがあります。また、半導体シリコンの製造では世界的にも大手の一角を占めています。特に、塩化ビニルモノマー、塩化ビニル樹脂の製造や、苛性ソーダの市場での競争力も高く、原燃料コストの上昇に対応する価格転嫁や製造コストの管理に努めています。半導体ウエハ関連だと多結晶シリコンを製造しており半導体関連や太陽光関連に供給しているようです。

●業績です。2024年3月期、売上高前年同期比2.8%減の3419億9000万円、営業利益前年同期比78.8%増の256億3700万円で営業利益急上昇しており来期には営業利益率10%近くになる見込みです。

●セグメント別ですが電子先端材料は多結晶シリコンが市場低迷で販売数量減少しました。利益率低めです。歯科器材や医療診断システムなどのライフサイエンス事業は利益率20%程度と非常に高収益のようです。

●中期経営計画ですが2025年度に売上4000億円、営業利益450億円目標ですが来期の伸びを見ると少し厳しいと感じている個人投資家もいるかもしれません。

●株主還元ですがここ最近は増配傾向で配当性向はバラツキがあり何とも言えませんが増益で増配出来るようになってきたのかもしれません。

・【3445 RS technologies】
●続いて証券コード3445 RS technologiesですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。上昇トレンド続いていましたが最近はレンジ相場で観察している個人投資家もいるかもしれません。

●基本情報です。5/7現在 株価3220円 時価総額848億円 売買代金2億3758万円 PER11.17倍 PBR 1.51倍 利回り0.93% ROE15.0%でPER低めと感じている個人投資家もいるかもしれません。

●業務内容は半導体製造装置向けのテスト用ウエハ再生加工を主な事業としています。中国では新品の生産も行っており、その海外売上の比率が大きいです。また、太陽光発電関連事業や半導体材料およびパーツの販売など、多角的な事業展開を行っています。同社は、電子材料や電子機器部品の製造、加工、再生、販売も手がけており、中古半導体設備の買取及び販売事業も行っています。あまり聞いたことかもしれませんが、使用済みのシリコンウエハを再処理し、新たにテストや製造プロセスで再利用することを意味します。この再生プロセスにより、ウエハの効率的な利用が可能となり、コスト削減や資源の有効活用に寄与しています。再生ウエハは品質が保たれている限り、新品同様に半導体の製造プロセスに利用することができ、環境負荷の軽減にも繋がります

●業績です。2023年12月期 、売上高前年同期比4.1%増の518億9300万円、営業利益前年同期比-8.6%減の118億9400万円で営業利益率かなり高いと感じている個人投資家もいるかもしれません。

●セグメント別ですがウエハ再生事業は売上204億円に対してセグメント利益81億円で40%は見たことない利益率です。プライムシリコンウエハ製造販売事業は大きく減少しているのでSUMCOと似たような理由かもしれないと感じている個人投資家もいるかもしれません。

・【WOLF ウルフスピード】
●続いてティッカーシボルWOLF ウルフスピードですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。長い間下落トレンド続いており手を出しにくいと感じている個人投資家もいるかもしれません。

●基本情報です。5/6現在 株価25.94ドル 時価総額32億6467万ドル 売買代金1億5万ドルPER赤字 PBR 2.00倍 利回り0% ROE赤字でPBRはだいぶ落ち着いてきたと感じている個人投資家もいるかもしれません。

●業務内容はシリコンカーバイドおよびガリウム窒化物(GaN)技術に焦点を当てています。これらの材料は、電力と無線周波数アプリケーションに使用される製品の製造に不可欠であり、電気自動車、サーバー用電源、太陽光インバーター、通信インフラなどに利用されています。Wolfspeedは、シリコンカーバイド・ショットキーダイオード、MOSFET、パワーモジュール、およびGaNベースのダイやトランジスタなどのRFデバイスを提供しています。

●業績です。2024年6月期第三四半期、売上高6億650万ドル、営業損失-2億9940万ドルで営業損失大きく拡大しているのが気になる個人投資家もいるかもしれません

●セグメント別ですがSICとGaNの素材製品大きく伸びておりウエハ需要はありそうですが回収段階ではないので利益率はあまり良くないと予想している個人投資家もいるかもしれません

・【6963 ローム】
●続いて証券コード6963 ロームですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。急落したように見えますが75週でサポートされており過去は買い場になっていると感じている個人投資家もいるかもしれません。

●基本情報です。5/7現在 株価2227.5円 時価総額9177億3000万円 売買代金115億円 PER18.08倍 PBR 0.92倍 利回り2.24% ROE9.2%で人気株な気がしましたがPBRは1倍割れでそこまで人気ではないと感じている個人投資家もいるかもしれません。

●業務内容は半導体デバイス、トランジスタ、ダイオード、レジスター、コンデンサ、ディスプレイモジュールなどの電子部品の製造および販売を行っています。また、シリコンカーバイド(SiC)パワーデバイスの生産能力を強化しているようで、(SiC)ウエハを製造しています。ロームグループの一員であるSiCrystal GmbHは、SiCウエハの製造に長年従事しており、特に150mmのSiCウエハを欧州の半導体メーカーSTマイクロエレクトロニクスに供給する契約を結んでいるようです。

●業績です。2024年3月期第三四半期、売上高前年同期比-9.0%減の3551億2600万円、営業利益前年同期比-46.1%減の406億4900万円で営業利益大きく減少していますが進捗は早いと感じている個人投資家もいるかもしれません。

●セグメント別ですがLSIはセグメント利益半減しています。半導体素子も利益半減しています。モジュールセグメントも利益半減しており複数のセグメントありますがどれも景気の影響大きく受けると感じている個人投資家もいるかもしれません。

・【4004レゾナックHD】
●続いて証券コード4004レゾナックHDですがまずはチャート確認したいと思います。青25週、オレンジ75週表示しています。W底で急騰しているようにも見えますが5000円は長い間超えれずに警戒している個人投資家もいるかもしれません。

●基本情報です。5/7現在 株価3529円 時価総額6525億円 売買代金66億5011万円PER25.57倍 PBR 1.16倍 利回り1.84% ROE 赤字で2023年12月期は赤字なのでROE出ていませんが今期は復活する予定です。

●業務内容は電炉用黒鉛電極の製造で業界首位を占めています。また、日立化成を買収したことにより、半導体材料や自動車部品の分野にも力を入れています。特にレゾナックはSiCのエピタキシャルウエハの製造を行っています。6インチのSiC単結晶ウエハの量産を開始しており、これはSiCベースのパワー半導体に使用されます。さらに、レゾナックは埼玉県秩父市に4インチや6インチなどのエピタキシャルウエハの生産ラインを持ち、次世代技術の迅速な開発とタイムリーな実装を進めています。このエピタキシャルウエハとは、SiCの基板ウエハに対して、さらに薄いSiCの層をエピタキシャル(結晶成長)方法で成長させたものです。この追加される層は、デバイスの性能を向上させるために特定の特性を有しています。エピタキシャル層は、半導体デバイスの性能に直接影響を与えるため、その品質が非常に重要視されます。

●業績です。2023年12月期、売上高前年同期比-7.5%減の1兆2888億6900万円、営業曽損失-37億6400万円で赤字になってしまっています。

●セグメント別ですが半導体・電子材料セグメントは営業利益赤字になっていますが、SICエピウエハは増収のようです。モビリティセグメントは黒字化していますが利益率は低いです。イノベーションセグメントは利益率悪くないです。ケミカルセグメント一番大きいですが減収減益です。



●・最後に
いかがでしたでしょうか。AIサーバーでウエハ需要今後も増えると予想されているので期待している個人投資家もいるかもしれません。

今回は以上になります。半導体ウエハだけでもかなりの分量になってしまい半導体は奥が深いです。今までに米国株半導体、HBMやパワー半導体、半導体純水、プローブカード、テスタ銘柄取り上げてきていたので今後も継続して半導体少しでも銘柄知りたいと思った方いいねチャンネル登録お願いします。

それでは最後までご視聴いただきありがとうございました。失礼します

1こんにちはさんとうきんです。今回は0101【米国株・日本株・パワー半導体ド本命銘柄7選】徹底分析・・・についてやっていきたいと思います。

詳細はYouTubeで話しているので良かったらご覧ください。

投資の推奨ではございませんので投資の判断はご自分でお願いします。自分は運用資産資産4300万円のアラサー個人投資家で仮想通貨と株に投資しています。

これからも株仮想通貨、お金に関して動画作っていきますので良かったらチャンネル登録お願いします。

2●・【パワー半導体市場規模・概要】
●まずはパワー半導体市場規模ですが、こちらは矢野経済研究所からの引用でシリコン半導体とシリコンカーバイド半導体の市場規模の予測です。シリコンに比べるとSICは小さく見えますが2023年から20%程度の勢いで伸びていくようです。脱炭素目標を引き上げる傾向があるのでそういった流れも追い風になると感じている個人投資家もいるかもしれません。

●こちらテキサスインスツルメンツに良い資料ございましたので引用すると、SICはSIよりも大きな容量、高電圧で動作します。SiCパワーデバイスは、従来のシリコンベースのスイッチに比べ、動作温度が非常に高いため、冷却装置を減らせます。また、高電圧を作るために必要なSICの数を最小限に抑え、システムのコストダウンと小型化が実現 し、車両サイズ、重量、コストが削減されるということで、SIC単体では8インチなどで量産進んでいないのでまだ高価ですが、そのうちメリットが上回りEVを中心に需要が爆発的に増えると予測されています。

10・【ON オンセミコンダクター】
●ティッカーシンボルON オンセミコンダクターですがまずはチャート確認したいと思います。緑75週移動平均、オレンジ200週移動平均、下にRSI表示しています。移動平均からかなり離れており上昇トレンドではあるもののここから買いにくいと感じる個人投資家もいるかもしれません。

●基本情報です。12/28現在 株価84.98ドル 時価総額366億ドル PER 57.4倍 PBR 11.09倍 利回り0% ROE 25.3%で米国株はPER、PBRが日本の2倍程度はある感じがします。事業内容はパワー半導体世界2位でSICでは垂直統合モデルで一気にシェアを上げていこうとしています。

●業績です。左がQ3単体、右がQ3までの累計です。Q3までの累計で2023年12月期、売上高62億3400万ドル、営業利益19億2600万ドルということで営業利益率30%程度でSICへの投資資金十分にありそうです。

●続いてセグメント別ですが、左がQ3単体、右がQ3までの累計です。エンドマーケット自動車が大きく伸びています。今後もEV向けが中心に拡大していくようなので観察していきます。地域別では香港28%ということで米中対立の影響も観察する必要ありそうです。

●続いて日経に気になる記事無料部分のみですがありましたので引用すると、SiC事業において、オンセミは垂直統合化を推し進めており、SiC結晶から同結晶を切り出して作るウエハー、ウエハー上に作製するパワー素子、同素子をパッケージに収めたパワーモジュールまで、自社で手掛ける。ということでまだマーケットサイズ小さいですがそれでも高い営業利益率維持するには一貫生産が必要なのかもしれません。

・【6963 ローム】
●続いて証券コード6963ロームですがまずはチャート確認したいと思います。緑75週移動平均、オレンジ200週移動平均、下にRSI表示しています。200週を75週がゴールデンクロスしており上昇トレンド継続中です。米国株とは違い上昇スピードもゆっくりで買いやすい気もしますが上がらない理由探していきたいと思います。

●基本情報です。12/29現在 株価2685円 時価総額1兆1062億円 PER17.8倍 PBR 1.09倍 利回り1.8% ROE 8.4%でONと比較すると同業他社とは思えないと感じている個人投資家もいるかもしれません。事業内容はLSIなどの半導体デバイス、部品などを提供をしているようです。

●業績です。2024年3月期第二四半期、売上高前年同期比-7.9%減の2393億1900万円、営業利益前年同期比-40.8%減の298億3300万円で営業利益率は日本のメーカーでは高い方かもしれませんが半導体は莫大な投資競争なので物足りないと感じている個人投資家もいるかもしれません。

●セグメント別ですがLSIは好調な部門もあるようですが利益が半減しているのが非常に気になるところです。半導体素子も利益30%減でこちらも自動車は好調ですがそれ以外が不調そうです。それ以外も減収減益で今後の動向を観察している個人投資家もいるかもしれません。

●最終製品別だとこうなります。自動車以外は厳しそうですがこの状況が続くと思い切った設備投資控えがちになるので観察していきます。

●設備投資ですが年々増額しておりますがウルフスピードなどもルネサスから預託金2900億円などもあるので追い越されないかウォッチしていきます。

●車載向けLSIの伸びですがLEDドライバはLEDの動作制御のためのLSIだと思われますがEV・電動化に伴い内装外装にLEDを増やしていくことが予想されます。ロームはSICだけでなくSI半導体もかなりあるのでこちらも伸びていくとなると選択と集中が難しくSICの戦いに集中投資するのが難しくなるかもしれません。ウルフスピードは事業売却などをしていたので経営方針の違いが出てきていそうです。かといってこれだけ伸びる市場を手放すのももったいないのかもしれません。

●パワーデバイス事業の売り上げ目標ということでSiもかなり残ります。Sicは価格が高いのでメリット無い場合はSIもそれなりに需要はあるのだと思います。しかし年々SIは伸びなくなるので気になっている個人投資家もいるかもしれません。

●SIC増強ですが今の所ロームは6インチ、2025年以降8インチがメインでウルフスピードもルネサスに同じくらいの時期に8インチを提供する予定なのでロームが技術的に劣っているというわけでは全く無さそうです。

●東芝への出資ということで3000億円出資するようで東芝はSI半導体のノウハウもあるのでメリットもあるかもしれませんが空中分解した会社のイメージがあるのでどうなるのか観察していきます。

●中期経営計画ですが2025年度に売上6000億円、営業利益1200億円ですがROEもう一声ほしいと感じている個人投資家もいるかもしれません。また1年半程度で営業利益2倍以上にするのは厳しいかもしれません。ここが計画通りにならないと設備投資にも回らなくなりそうです。

・【WOLF ウルフスピード】
●続いてティッカーシンボルWOLFウルフスピードですがまずはチャート確認したいと思います。緑75週移動平均、オレンジ200週移動平均、下にRSI表示しています。こちらは横ばいで上げ下げが激しそうです。EVバブルで半導体出荷が増えてもホールドするのか悩む個人投資家もいるかもしれません。

●基本情報です。12/28現在 株価45.47ドル 時価総額56億ドル PER 赤字 PBR 3.50倍 利回り0% ROE赤字で情報も手に入れにくいので嫌煙している個人投資家もいるかもしれません。事業内容はSICなどのパワエレデバイス、素材メーカーです。

●業績です。2024年6月期第一四半期、売上高1億9700万ドル、営業利益-9400万ドルでマイナス幅も売り上げに対して半分近いので投資しずらいと感じている個人投資家もいるかもしれません。

●続いてセグメント別ですがパワープロダクトは横ばい、素材は増加しています。今年の夏に出ていましたがルネサスがウルフスピードからSICウエハーを提供されるということで材料提供伸びていきそうです。時価総額も小さいのでパワー半導体の開発・製造も同時に行うとなると資金繰りを心配している個人投資家もいるかもしれません。

●続いてこちらはRF事業売却について決算報告書に記載ありましたので見ていきます。RF事業は無線半導体関連だと思われますがSIC事業に集中するために売却したようです。これにより現金と株式で200億円程度を受け取ったということで時価総額1兆円未満の企業にとっては大きな金額かもしれません。

●ルネサスエレクトロニクスは7/5日、ウルフスピードから10年間にわたり、SiCウエハーを調達する契約を結んだと発表した。ルネサスは2025年にSiCパワー半導体の量産開始を予定している。この契約でウルフスピードはルネサスに対し、25年から直径150ミリメートルのSiCウエハーを本格的に供給する。ウルフスピードの新工場が本格稼働した後、直径200ミリメートルのSiCウエハーもルネサスに供給する予定という。ルネサスは20億ドル(約2900億円)の預託金を支払い、ウルフスピードによる直径150ミリメートルと200ミリメートルのSiCウエハーの供給や、米国での設備投資を支援する。ということで資金繰り厳しい中でも投資が入ってくると将来的に化けると感じている個人投資家もいるかもしれません。

・【6723 ルネサス】
●続いて証券コード6723 ルネサスですがまずはチャート確認したいと思います。緑75週移動平均、オレンジ200週移動平均、下にRSI表示しています。ここ最近ゴールデンクロスしており自動車半導体不足もあり上昇トレンド入りしているかもしれません。チャートはあまり戻ってない割に時価総額大きいのも気になる個人投資家もいるかもしれません。ルネサスといえば経営不振のイメージが強くチャートも10年以上底を這っていました。日本の理系大学では行きたがらない人が多かった気がしますがここまで急回復するのは誰も想像していなかったと思われます。

●基本情報です。12/29現在 株価2536円 時価総額4兆9676億円 PER14.0倍 PBR 2.19倍 利回り0% ROE 12.5%で時価総額が思ったより大きいと感じている個人投資家もいるかもしれません。事業内容は自動車、家電など幅広い分野の半導体デバイス、ソリューションを提供しています。

●業績です。2023年12月期第三四半期、売上高前年同期比-0.2%減の1兆1074億円、営業利益前年同期比-2.9%減の3185億2800万円で今までイメージ悪いので話題になっていませんが利益率30%なので驚異的です。

●セグメント別ですが自動車向け、産業向けありますが自動車向けは順調に拡大しているようです。SIC製造することでここが右肩上がりで安定的に成長するか観察していきます。

●ルネサス時価総額2022年比6倍ということで記事によると2022年は1300円程度なので2030年に8000円程度を目標にしているということです。株主還元として、同社は自社株の取得を行っているが、早い時期に配当を再開したいということで株主還元に焦点を当てているようです。また、マイコンで世界シェア1位になったということでマイコンは家電や自動車にあるCPUやメモリがセットになった小さなコンピューターで特定の制御をおこなうものです。具体例では洗濯機などはマイコンでスピン速度制御などのために搭載しているようで今後は自動車も高性能化していくので需要が増加していくかもしれません。

●続いてプレスリリースからですが、ルネサスとWolfspeedが10年間のSiCウェハ供給契約を締結したようで、10年間の供給契約により、Wolfspeedはルネサスに対し、150mmのSiCウェハ(ベア / エピタキシャル)を2025年から本格的に供給します。JP工場が本格稼働したのち、ルネサスに200mmのSiCウェハ(ベア / エピタキシャル)を供給することも予定しています。ルネサスは一貫生産ではなくウェハは仕入れて半導体を生産するようです。ここら辺はONと異なる部分なので注目している個人投資家もいるかもしれません。

・【QRVO コルボ】
●続いてティッカーシンボルQRVO コルボですがまずはチャート確認したいと思います。緑75週移動平均、オレンジ200週移動平均、下にRSI表示しています。75週付近でダブル底を形成して反転しそうにも見えますが観察している個人投資家もいるかもしれません。

●基本情報です。12/28現在 株価114.18ドル 時価総額111億ドル PER113倍 PBR 2.89倍 利回り0% ROE 2.6%で割高と感じている個人投資家もいるかもしれません。●業務内容はRF半導体メーカーでパワー半導体では基地局向けのガリウム窒素デバイスやSIC企業を買収しているのでEV向けなどに参入してくるか観察していきます。

●業績です。左がQ2単体、右がQ2までの累計です。2024年3月期第二四半期、売上高17億5400万ドル、営業利益1億329万ドルで黒字なので投資しやすいと感じている個人投資家もいるかもしれません。

●続いてセグメント別ですが、左がQ2単体、右がQ2までの通算の数字になります。HPAはRF関連、電源ソリューション提供です。CSGはセンサーなど、ACGはスマホなどのRFソリューション提供でどれもQ2までの累計は減収減益です。今後SICで挽回できるのか観察している個人投資家もいるかもしれません。

●2021年11月29日のEEタイムズからの記事によると、QorvoがUnitedSiCを買収ということでQorvoはこのUnitedSiC買収により、現在急速な成長を遂げている、電気自動車(EV)や産業用電力制御、再生可能エネルギー、データセンター用パワーシステムなどの市場へと対応範囲を拡大していくことになるようです。具体的な金額などがないのですが競争が激しくなってきており脱落する企業が出てくるかもしれません。コルボは本業のRF関連などでも減収減益なのでここで業種転換できないと厳しいと感じる個人投資家もいるかもしれません。

・【6504富士電機】
●続いて証券コード6504富士電機ですがまずはチャート確認したいと思います。緑75週移動平均、オレンジ200週移動平均、下にRSI表示しています。メーカーではあまり派手な感じしませんがチャートは高値切り上げ、安値切り上げのハイアーハイで上昇トレンドと感じる個人投資家もいるかもしれません。

●基本情報です。12/29現在 株価6037円 時価総額 9013億円 PER 13.37倍 PBR 1.59倍 利回り0% ROE 11.3%で米国株よりも割安に感じている個人投資家もいるかもしれません。事業内容はパワエレ機器、半導体関連、発電プラント関連など多岐にわたっています。

●業績です。2024年3月期第二四半期、売上高前年同期比10.0%増の4916億9200万円、営業利益349億9400万円で黒字は出ているようです。

●続いてセグメント別ですがパワエレエネルギー、インダストリーは営業利益率低めです。半導体事業は16%程度なので富士電機の中でも稼ぎかしらでここを今後拡大させていくのか確認したいと思います。

●一覧はこんな感じです。半導体以外では食品流通も伸びてはいますが、日本メーカーは利益率低すぎるのでここを改善しないと新規投資資金も確保できず結局競争に負けるという悪循環に陥っていると感じる個人投資家もいるかもしれません。

●配当ですがここは順調に連続増配になっており観察している個人投資家もいるかもしれません。

●設備投資ですが増額しているようです。SIC8インチを増産ということですが研究開発は横ばいなのが気になります。

●これを見ると増強しているように見えますが2019年比なので倍率は参考にならない気がします。投資家からの圧力を弱めるために倍率を高く出る数字を利用していると感じている個人投資家もいるかもしれません。

・【6503三菱電機】
●続いて証券コード6503三菱電機ですがまずはチャート確認したいと思います。緑75週移動平均、オレンジ200週移動平均、下にRSI表示しています。日本のメーカーはイマイチ株が上がっていくイメージないのでここからぶち破ってくれると、イメージ払しょくされるかもしれません。

●基本情報です。12/29現在 株価 1986円 、時価総額4兆2643億円 PER 16.09倍、 PBR 1.22倍 利回り2.0% ROE 6.3%で日本を代表するメーカーですがあまり人気はないかもしれません。事業内容はFA、自動車機器、昇降機、パワー半導体、家電など多岐にわたります。

●業績です。2024年3月期第二四半期、売上高前年同期比8.5%増の2兆5384億円、営業利益前年同期比68.7%増の1358億3900万円で利益率改善しているものの10%は最低でも欲しいと感じている個人投資家もいるかもしれません。

●続いてセグメント別ですがセミコンダクターデバイス以外は利益率10%以下なのでここをどれだけ伸ばせるかが三菱電機の将来を決めると感じている個人投資家もいるかもしれません。

●中期経営計画ですが2025年度に売上5兆円プラスアルファ、営業利益率、ROE10%ということで儲からない売上拡大よりは好印象な個人投資家もいるかもしれません。

●プレスリリースからですが、SICへ設備投資を倍増させるということで8インチウエハの工場新設するということです。三菱電機くらいの企業の設備投資にしてはそこまで大きくない気がしますので日本企業は慎重なのは今後も変わらなそうです。アメリカ企業は倒産覚悟で投資してくるのでそこに日本企業が打ち勝つにはウエハ提供ではなく最終製品でインセンティブがないと厳しいかもしれません。2026年4月稼働なので各社2025年程度にSICラインを稼働させてそこから歩留まりを上げて収益化していくと思われますが脱落する企業がないか観察している個人投資家もいるかもしれません。

詳細はYouTubeで話しているので良かったらご覧ください。

・最後に
いかがでしたでしょうか。今回のSIC関連は個人的にも勉強になり大きく下がれば買っていきたい企業もあり今後も観察していきます。日本企業も倒産覚悟で突撃しないとアメリカ企業からシェアを奪うのは難しいかもしれません。

今回は以上になります。これからも株仮想通貨、お金に関して動画作っていきますので良かったらチャンネル登録お願いします。

それでは最後までご視聴いただきありがとうございました。失礼します。

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